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ポートサイド
エジプトの都市 ウィキペディアから
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ポートサイド(アラビア語: بورسعيد、翻字: Būr Saʻīd ブールサイード、英語: Port Said)は、エジプトの北東部、地中海沿岸にある都市である。ポートサイド県の県都で、人口は約78万人(2021年)。首都カイロの北東200kmに位置し、スエズ運河の北端に近い。名前はサイード・パシャに由来する。
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概要
要約
視点
スエズ運河建設中の1859年4月25日に創設された都市で、当初は何もない海辺の砂漠であり、物資も労働者もすべて外から集めねばならなかった。ザガジグからスエズ運河建設現場まで淡水を送るスイートウォーター運河(現在のイスマイリア運河)の1863年の完成までは、水もタンクで運んでいた。1869年の運河完成時には常住人口は1万人を超え、スエズ運河を通過する世界中の船が立ち寄る繁華な港町となった。1904年にはカイロとの鉄道も開通し、エジプト綿花の主要な輸出港となった。
ポートサイドでは、漁業、化学製品、加工食品、タバコ製品などが経済基盤となっている。また、綿花や米などの重要な輸出港でもあり、スエズ運河を通る船への燃料供給地でもある。エジプトにおける避暑地として、非関税地域としても栄えている。
古い建物の多くには各階に大きなバルコニーがあり、街の特徴になっている。運河の対岸(東側)にはポートフアードの街があり、双方の間を多数のフェリーが結んでいる。


気候
砂漠気候であるが、地中海性気候の性質も若干あり、冬は雨が少し多くなる。夏の最高気温は30℃程度である。
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姉妹都市
出身有名人
出典
関連項目
外部リンク
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