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マイクロフォーカス

イギリスのソフトウェア会社 ウィキペディアから

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マイクロフォーカス (: Micro Focus International plc) は、イギリスバークシャー州ニューベリーに拠点を置く、COBOL言語の開発ツールを中心としたソフトウェア会社である。

概要 種類, 市場情報 ...
概要 種類, 本社所在地 ...
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2016年ヒューレット・パッカード・エンタープライズソフトウェア部門の合併により、世界最大級のソフトウェア専業会社となった。新しい合併会社は、DevOps、ハイブリッドIT、セキュリティとリスク管理、および予測分析を含む重要分野におけるエンタープライズスケールのソリューションの提供を通じ、企業や組織の複雑な技術上の問題解決を支援する。

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歴史

1976年 設立[1]1983年にはMicro Focus Groupとなり[1]、初期にはCOBOL言語の開発ツールに集中した。

1984年 日本法人であるマイクロフォーカス株式会社を設立。

1998年 Intersolv Inc社を買収し[2]、事業を統合して社名をメラント株式会社(Merant)に改名[1]。しかし2001年には業績が悪化し、社名を再びMicro Focus (Micro Focus International) に改名した[3]2005年ロンドン証券取引所に上場[4]

2005年2月 Microsoft Visual Studioを基盤とした開発環境の提供、9月、Linux対応製品の拡大、更に2006年11月、COBOL製品群のEclipseサポートを発表。

2007年からは企業買収が本格化。

  • 2007年5月 Acucorpの買収を発表
  • 2008年5月 NetManageの買収を発表
  • 2008年12月 Relativity Technologiesの買収を発表[5]
  • 2009年5月6日 7500万ドルでのボーランドの買収合意を発表[6][7][8][9]
  • 2009年5月6日 Compuware CorporationのTesting/ASQ部門の買収を発表[10]
  • 2014年9月15日 The attachmate Group と合併を発表[11]
  • 2016年5月2日 Serena Softwareの買収を完了[12]
  • 2016年9月7日 ヒューレット・パッカード・エンタープライズのソフトウェア部門を買収することを発表[13]
  • 2019年3月12日 セキュリティ分析ソフトウェアベンダーのIntersetの買収を完了[14]

2022年8月25日 オープンテキストがマイクロフォーカスの買収を発表、2023年1月31日に買収完了[15]

2023年12月1日 Rocket SoftwareがオープンテキストのAMC部門の買収を発表[16]

2025年4月1日 国内の会社名をマイクロフォーカス合同会社からAMC ソフトウェアジャパン合同会社に変更[17]

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製品

分散システムを含めた幅広いプラットフォームで稼動するCOBOLコンパイラであるMicro Focus COBOLシリーズは有名であり、レガシーマイグレーション用にも広く使われた。

現在では以下製品などがある。

  • Visual COBOL - Windows版はEclipse/Visual Studioの統合環境を使ったCOBOL開発環境を提供
  • Visual COBOL Development HubはLinux/Unix環境のCOBOL開発環境、Windows版と連携したリモート開発環境も提供
  • Enterprise Developer - IBM メインフレームの完全エミュレーションを提供するCOBOLおよびPL/I 開発環境
  • Enterprise Analyzer - COBOL資産のリエンジニアリングツール
  • Micro Focus Net Express - Windows版のCOBOL開発環境
  • Micro Focus Server Express - UNIX/Linux版のCOBOL開発環境
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参照

外部リンク

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