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マツダ・ユーノス500

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マツダ・ユーノス500
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ユーノス500EUNOS 500)は、マツダがかつて展開していた販売店ブランド「ユーノス」で販売されていた、Dセグメントに属する4ドアサルーンである。

概要 マツダ・ユーノス500 CAEPE/CA8PE/CAEP/CA8P型, 概要 ...

ユーノスブランドとしては唯一の専売サルーンで、同ブランドが展開されていないヨーロッパ諸国においてはXedos 6(クセドス 6)として販売されていた。

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概要

要約
視点

1991年(平成3年)10月に開催された第29回東京モーターショーに参考出品され、翌1992年(平成4年)2月に発売された。ユーノス300の後継であり、姉妹車のクロノス/MS-6/クレフ/テルスターよりボディサイズはやや小さく、小型自動車(5ナンバー)の規格に納まるものであったが、それらより高い価格帯となっていた。

ユーノスのブランド理念である「10年基準」[2]のもと開発され、外板の塗装には当時マツダが特許を取得したばかりの、耐久性が高く、面のような滑らかな仕上がりが得られる「高機能ハイレフコート塗装」[3][4]が、ユーノスのフラッグシップモデルであるユーノス800に先駆けて採用された。

エクステリアは、当時同社に所属していた荒川健チーフデザイナー指揮のもとデザインされた。後の「4ドアクーペ」の先駆けとなる低いボディに、美しいプロポーションと豊かな曲面構成を誇るスタイリングは、自動車デザイン界最大の巨匠と称されるジョルジェット・ジウジアーロが「小型クラスでは世界で最も美しいサルーン」と評した[5]と言われるほど、極めて完成度の高いものだった。

販売が開始された当初は、K8-ZE型1.8 LとKF-ZE型2.0 LV型6気筒エンジンのみが搭載されていたが、1994年(平成6年)に実施されたマイナーチェンジにより新たにFP-DE型1.8 L直列4気筒エンジンを搭載したグレードが追加された。また、トランスミッションには5速MTと4速ATが設定され、MT車にはビスカス式LSDABSが標準装備されたほか、トップグレードであった20Gには本革シートや電動ガラスサンルーフに加え、当時まだ普及の緒についたばかりのキーレスエントリーシステムが標準装備されていた。

マツダの経営悪化に伴い、1995年12月[6]に生産終了後、1996年(平成8年)6月[7]までに在庫対応分が全て販売終了となった。なお、ヨーロッパ諸国やオーストラリアにおいては引き続き1999年(平成11年)まで販売されている。

オーストラリア仕様は1996年(平成8年)11月までがユーノスブランドで、それ以降はマツダ・ユーノス500として販売されたため、フロントグリルやトランクリッドのエンブレムがユーノスの物からマツダの物に変更されており、トランクリッド右下にMAZDAのバッジも装着されていた。

さらに見る グレード名称, 販売年度 ...
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脚注

関連項目

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