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マルグリット (ミュージカル)
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『マルグリット』(原題:Marguerite)は、アレクサンドル・デュマ・フィスの戯曲『椿姫』を翻案したミュージカル。『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』などを製作したアラン・ブーブリル(脚本・作詞)、クロード=ミシェル・シェーンベルク(作曲)が共同で製作した。
主な登場人物
- マルグリット - ドイツ人将校オットーの愛人
- アルマン - バックバンドのピアノ弾き
- オットー - ドイツ人将校
- ルシアン - アルマンが所属するバックバンドのメンバー(ベース)。ユダヤ人
- アネット - アルマンの姉であり、ルシアンの恋人。バックバンドのメンバー(ヴォーカル)
- ピエロ - アルマンが所属するバックバンドのメンバー(ドラム)
- ジュルジュ - マルグリットが雇われていたナイトクラブのオーナー
あらすじ
舞台は第二次世界大戦中、ナチスの占領下におかれたパリ。マルグリットはかつてナイトクラブを湧かせた歌姫だったが、今はドイツ人将校のオットーの寵愛を受け、贅沢な暮らしを送っていた。
40歳の誕生日の夜、マルグリットはパーティーの演奏に雇われたバックバンドのピアノ弾き、アルマンと出会う。アルマンはナイトクラブで歌っていたマルグリットに、密かな恋心を抱いていたことを告白する。空襲警報が鳴り響き、人々が逃げ惑う中、マルグリットとアルマンは激しい恋に落ちていく。
ナチス占領下のパリでは、ユダヤ人への迫害が日に日に増していた。アルマンと同じバックバンドのメンバー・ルシアンは、ユダヤ人であることを隠しながら生活していたが、バンドメンバーのピエロの不注意でナチスに追われる身となってしまう。
ルシアンの恋人でアルマンの姉であるアネットは、ルシアンと一緒にパリを脱出しようとするが、ナチの愛人であるマルグリットと恋仲になってしまった弟アルマンの身を案じ、後でルシアンを追いかけることを約束しパリに留まる。
やがてマルグリットとアルマンの仲がオットーの知るところとなり、オットーは2人を引き離そうと画策する。戦争が激化するパリで、それぞれの人生が翻弄されていく。
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ミュージカルナンバー
- 第1幕
- 第2幕
日本公演
- 2009年2月~3月 赤坂ACTシアター、梅田芸術劇場、日生劇場で初演。マルグリット役の春野寿美礼は、宝塚歌劇団退団後初めての舞台出演。アルマン役の田代万里生は、ミュージカルデビューを果たした。
- 2011年3月~4月 赤坂ACTシアター、梅田芸術劇場において再演。しかし赤坂での初演直前に東日本大震災が発生し、開始が3月17日に延期された。
主なキャスト
公演記録
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公演CD
- ミュージカル「マルグリット」オリジナル・ロンドン・キャスト・レコーディング(2008年)
- ミュージカル「マルグリット」日本公演 オリジナルキャストライブ盤(2009年)
外部リンク
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