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ミドリコンゴウインコ
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ミドリコンゴウインコ(緑金剛鸚哥[3]、Ara militaris)は、オウム目インコ科に分類される鳥類。

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分布
- A. m. boriviana ボリビアミドリコンゴウインコ
- A. m. mexicana メキシコミドリコンゴウインコ
- A. m. militaris ミドリコンゴウインコ
形態
全長70-71cm。頭部や頸部は青みがかった緑色の羽毛で覆われる。額は赤い羽毛で覆われる。尾羽基部上面(上尾筒)は赤く、尾羽基部下面(下尾筒)は淡青色。尾羽や風切羽の上面は青く、下面は緑がかった黄褐色。
虹彩は淡黄色。眼の周囲が羽毛が無く、ピンク色の皮膚が露出し黒い縞模様が入る。嘴や後肢の色彩は暗灰色。
- A. m. boriviana ボリビアミドリコンゴウインコ
喉から胸部にかけて不鮮明な褐色の横縞が入る。
分類
- Ara militaris boriviana ボリビアミドリコンゴウインコ
- Ara militaris mexicana メキシコミドリコンゴウインコ
- Ara militaris militaris (Linnaeus, 1766) ミドリコンゴウインコ
生態
標高500-2,000mにある乾燥した常緑樹林や落葉広葉樹林に生息する。季節によって湿度の高い森林や標高の低い場所へ移動する。ペアもしくは10羽までの小規模な群れを形成し生活する。昼行性で、夜間は断崖や樹洞などで休む。
食性は植物食で、果実(イチジク、ヤシなど)などを食べる。
繁殖形態は卵生。主に断崖に巣(樹洞やテイオウキツツキの古巣を用いることもある)を作り、1回に2-3個の卵を産む。
人間との関係
開発による生息地の破壊、ペット用の乱獲などにより生息数は激減している。グアテマラでは絶滅したが、飼育下で繁殖させた個体を再導入する試みが進められている。
脚注
参考文献
外部リンク
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