ムカシガエル科

ムカシガエル科は両生綱カエル目に属する原始的な一群。ニュージーランドに1属3-4種のみが生息している。もともとは7種生息しており、現存する種も絶滅が危惧されている。

ムカシガエル科
ホッホシュテッタームカシガエル Leiopelma hochstetteri
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota 界 : 動物界 Animalia 門 : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata 綱 : 両生綱 Amphibia 目 : 無尾目 Anura 亜目 : ムカシガエル亜目 Archaeobatrachia 科 : ムカシガエル科 Leiopelmatidae Mivart, 1869
英名
New Zealand primitive frogs
分布域

骨格が約2億年前の中生代ジュラ紀のものとほぼ同じで、生きている化石とも呼ばれる。現代の普通のカエルに比べると背骨の数は多く、肋骨がほとんど退化しているが、 2対ほど残っている。また、成体となっても僅かに尾の筋肉が残っている。

分類

和名はオシー(2025)に従う^[1]。

• ムカシガエル科 Leiopelmatidae Mivart, 1869
  • ムカシガエル属 Leiopelma Fitzinger, 1861
    • アーチェイムカシガエル Leiopelma archeyi Turbott, 1942 (Archey's frog)
    • ハミルトンムカシガエル Leiopelma hamiltoni McCulloch, 1919 (Hamilton's frog)
    • ホッホシュテッタームカシガエル Leiopelma hochstetteri Fitzinger, 1861 (Hochstetter's frog)
    • モードムカシガエル (ハミルトンムカシガエルのシノニムとする見解もある) Leiopelma pakeka Bell, Daugherty & Hay, 1998 (Maud Island frog)