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ムラッシュゲーミング
日本のeスポーツチーム ウィキペディアから
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ムラッシュゲーミング(英: MURASH GAMING)は、加藤純一によって設立された日本のプロeスポーツチームである。
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概要
配信者である加藤純一によって2022年に設立され、現在VALORANT、大乱闘スマッシュブラザーズ、ストリートファイター6、ストリーマーの4部門が活動している。公開試合を通じてプレイヤーの選考を行うなど、独自の手法でチームが運営されている[1]。また、チームは、eスポーツ大会への参加や、加藤純一の配信を通じたプロモーション活動も行っている。なお、チーム名は加藤純一が業務提携している事務所「MURASH」からきているが直接の関係はない。
沿革
要約
視点
ムラッシュゲーミングは2022年10月に加藤純一のTwitch配信にて設立が発表された。メール選考や電話選考を経て、2023年1月に正式メンバーが決定。その後の各メンバーは、配信活動を中心としてプロゲーマーの大会に参加するなど、一選手として精力的に活動を続けている。
2022年
- 10月28日 - 加藤純一のTwitch配信『加藤純一です』で『ムラッシュゲーミング設立の権利』が購入される(Twitchのチャンネルポイント機能により998万ナオコインで販売)。
- 10月30日 - 「ムラッシュゲーミング設立記念放送」が行われ、第一次選考であるメール選考会が実施された[2]。
- 11月1日 - 10月30日の放送を受け、正式にムラッシュゲーミングが設立された。
- 11月3日 - 「ムラッシュゲーミング電話審査放送」にて、第二次選考としての電話選考が行われた[3]。
- 12月18日 - 「ムラッシュゲーミング総会」で、『大乱闘スマッシュブラザーズ部門』『ポケモン部門』『VALORANT部門』の候補生が集まり、顔合わせと対戦審査が行われた[4]。
2023年
- 1月15日 - 「ムラッシュゲーミング合否発表会」にて、『VALORANT部門』『大乱闘スマッシュブラザーズ部門』の正式メンバーが発表された。
- 2月28日 - VALORANT Challengers 2023 Japan: Split 2にて『VALORANT部門』コーチとして「shoushi」が期間限定の加入(のちに正式にコーチとして加入)。
- 3月18日 - MURASH GAMINGの公式オンラインストアがオープンする[5]。
- 5月31日 - 『VALORANT部門』から「Jokoriri」が学業に専念するため脱退。
- 6月30日 - 『大乱闘スマッシュブラザーズ部門』から「オムアツ」が本人の希望により脱退。
- 8月1日 - 『VALORANT部門』に「Absol」が加入。
- 10月17日 - 『VALORANT部門』に「Reita」が加入。
- 12月31日 - 『大乱闘スマッシュブラザーズ部門』から「つぼつぼ」、『VALORANT部門』から「ndzq」「KOKE」「Reo」が契約終了のため脱退。
2024年
- 4月1日 - 『ボディビル部門』として、加藤純一の動画の編集などを担当している「ネジ」が「キャプテン・ムラッシュ」と名を改め活動していくと発表された。
- 5月20日 - 『ストリートファイター6部門』を設立。同部門に「Yuto」が加入。
- 7月31日 - 『VALORANT部門』を初期から支えた「shoushi」コーチが退職。
- 8月6日 - 『VALORANT部門』に結成初期メンバーで選手として活躍した「Reo」がアシスタントコーチとして再加入。
- 10月5日 - Apexのオープン大会『BLGS』に、ムラッシュゲーミングとして他所属の元プロ、ストリーマーの「Euriece」「rpr」「Crylix」の3選手が参戦することが発表された。
- 10月7日 - ムラッシュゲーミングスタッフである加藤純一の姉「千絵」のXにてムラッシュゲーミングのユニフォームの完成が発表され、公開された。チームロゴと公式キャラ『ムラッシュ君』を「寺田てら」、純の文字を「書家蒼喬」、デザインを「青アジ」が手掛けた。
- 11月8日 - 『VALORANT部門』から「million」「Biju」が脱退すると発表した。編成上の理由としている。なお、「Biju」は同時に新設された『ストリーマー部門』へ転向となった[6]。
2025年
- 1月9日 - 『VALORANT部門』に「Ask」が加入。「TENNN」がZETA DIVISIONより『VALORANT Challengers Japan 2025』又は『VALORANT Champions Tour Ascension Pacific 2025』出場期間終了までのレンタル移籍加入。
- 1月15日 - 「Absol」がVCJ 2024 Split 2でのベスト4入賞やグローバルリーダーボード世界1位達成などの活躍が評価され、「日本eスポーツアワード2024 Under18eスポーツプレイヤー賞」を受賞。[7]パシフィコ横浜 国立大ホールで開かれた授賞式には、大会前日ということもあり『ストリーマー部門』の「Biju」が代理で出席した。
- 2月14日 - 「加藤純一」がVCJ2025 split1 MRG VS SG応援ミラー配信前の雑談にて昨年『VALORANT部門』を脱退した「million」がストリーマー部門に新規加入する旨が発表された。その後、本人のKick配信、XのBIOにて無所属であるとの表明がされた。
- 5月22日 - 『VALORANT部門』から結成初期メンバー最後のプレイヤーだった「Tonbo」が選手としての活動を終了すると発表。同日付でストリーマー部門への異動となった。
- 6月13日 - 『VALORANT部門』にコーチとして「Bullco」、ZETA DIVISIONより「SyouTa」が加入。
- 6月30日 - 『大乱闘スマッシュブラザーズ部門』から「かになべ」選手が、学業に専念するため脱退。
- 7月31日 - 『VALORANT部門』より、ZETA DIVISIONからレンタル移籍していた「TENNN」が正式にMURASH GAMINGへ完全移籍したことが発表された。[8]
- 8月01日 - 『VALORANT部門』において、「sironeko(橋本一成)」が新たにGeneral Manager(GM)として就任したことが発表された。今後は実質的なチームマネージャーだった鎌田氏に代わり、橋本GMのもとでチーム体制の強化を進めるとされた。[9]
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所属選手
要約
視点
現所属選手
VALORANT部門
大乱闘スマッシュブラザーズ部門
ストリートファイター6部門
ストリーマー部門
過去の所属選手
VALORANT部門
大乱闘スマッシュブラザーズ部門
戦績
要約
視点
VALORANT部門
公式大会
2023年
- VALORANT Challengers 2023 Japan: Split 1
ムラッシュゲーミングとして初の公式大会。Open Qualifierにおいて、Group Aに振り分けられ、決勝まで進出するも、FENNELに敗北[31]。
- VALORANT Challengers 2023 Japan: Split 2
Open Qualifierにおいて、Group Hに振り分けられ、AMORIS Vegaを下しAdvance Stage進出。初年度の目標としていた配信試合への進出を果たした。Advance StageではIGZIST、Focus e-Sportsに敗北し、2023年シーズンは幕を閉じた。
2024年
- VALORANT Challengers 2024 Japan: Split 1
Open QualifierにおいてRIDDLEを破り、Main Stageへの進出を決定した[32]。メインステージでは初戦でNORTHEPTIONに勝利するも、その後は4連敗。Playoff進出がかかったSCARZ戦では、2-0で勝利。自力でのPlayoff進出がかかったSengoku Gaming戦では、3マップ目のOTまでもつれ込むものの敗北。しかし、最終試合で敗退が決まっていたSCARZがIGZISTを破る結果となり、最終結果2勝5敗、同じ勝利数のSCARZとの直接対決を制していたためMain Stageを総合6位で締めくくりPlayoff進出を果たした[33]。Playoffでは初戦でNORTHEPTIONに敗北し、敗退。
- VALORANT Challengers 2024 Japan: Split 2
Split 1の成績により、シードとしてAdvance Stage Playoffからの参加。Advance Stage Playoffにおいて、SCARZに敗北するも、Crest Gaming Zstを破り、Main Stageへの進出を果たす。Main Stageでは、初戦でNORTHEPTIONに敗北を喫するも、Sengoku Gaming、FENNELとのSplit 1のリベンジマッチに勝利。自力でのPlayoff進出がかかったREJECT戦では、3マップ目までもつれ込んだ接戦の末、オーバータイム目前の第24ラウンドで、millionがクラッチを決め、勝利。3勝4敗で総合6位となり、2大会連続でPlayoffへ進出した。プレイオフ初戦のSCARZでは、壮絶なシーソーゲームの末2-1で勝利し、ベスト4進出。オフライン出場をかけたFENNEL戦では、0-2で敗北。チーム最高成績となる日本4位で敗退した。
- VALORANT Challengers 2024 Japan: Split 3
Split2で4位に入賞したことにより、直通でのメインステージ出場が決定。しかし大会直前にmillionとBijuが脱退。ロースターロック後の突然の決定だったため、スタンドインやコーチを入れての出場が認められず、大会への出場を辞退した。
2025 年
- VALORANT Challengers 2025 Japan: Split 1
Split 3への出場を辞退、Premier E9A3に不参加なことからVCJ2025 Split1への出場が危ぶまれていたが、最終的にAdvance Stageから出場した[注 1]。メンバー変更の影響により、今大会からReitaがコントローラーへ、Tonboがセンチネルにロールチェンジした。公式配信がないため前回同様、点数速報をオーナーによる応援配信でやることに。グループAに振り分けられ、アッパーファイナルでSengoku Gamingに敗北。メインステージへの最後の一枠をかけたBlue Bees戦では、3MAP目までもつれた壮絶な試合の末、オーバータイムを15-13で制し、メインステージへ進出。
今年はダブルエリミネーショントーナメント形式の戦いとなり、初戦はアカデミー枠から出場のDFM ACADEMYに勝利を収め、アッパーブラケット2回戦に駒を進めた[34]。2回戦では、VCJ sprit2,3の優勝チームであるRIDDLEとの対戦し、スコア1-2で惜敗する。ローワーブラケットでは、ZETA DIVISION Academyと対戦、本大会二度目のアカデミー枠との試合となったが、1マップ目から押され気味の展開となる。その後も、両者拮抗となるゲームが続き、ゲームスコア1-1で最終MAPまで縺れ込む。序盤7-1の良好な出だしだったが、相手のタフさにまたも押され11-9まで追いつかれるも、補強したTENNNの活躍もあり接戦を制した。
その後、Advance Stageで敗北したSengoku Gamingと再戦するも、0-2で敗れSplit 1はベスト8敗退。成績としてはサーキットポイント10ptを獲得した。Split 1でMain Stageベスト4入りを逃したため、Split 2 Main Stageシード権を獲得できず、再びAdvance Stage(予選)からの出場となった。
- VALORANT Challengers 2025 Japan: Split 2
Split 1の成績により、シードとしてAdvance Stageからの参加。今大会からReitaがセンチネルに復帰し、Tonboがコントローラーへコンバートした。初戦は過去3度の対戦で1マップも取得したことのないIGZISTと対戦。公式配信がなかったため、名物のオーナーによる点数速報が行われた。試合には2-1で勝利。2回戦では、SCARZと対戦。1マップ目を2-13の大差で敗北するも、2MAP目、3MAP目ともにAbsolが最後の1V2を制し、2-1で勝利。Upper Bracket FinalはCrest Gaming Zstとの対戦。相手を圧倒する試合で2-0で勝利し、無事にMain Stageに進出した。Main Stageでは開幕から4連敗を喫するも、DFM ACADEMY、REJECT、ZETA DIVISION Academyに勝利し、3勝4敗、6位でPlayoffに進出した。
Playoffの対戦相手はFENNELとなりオフライン出場をかけた戦いに臨んだが、1-2で惜しくも敗れ、メインステージの結果を踏まえた最終順位は6位となった。これにより、Split2ではサーキットポイントを20ポイント獲得し、Split1と合わせて合計30ポイントを取得した。今回の成績を踏まえ、Split3は再びAdvance Stage(予選)からの出場となった。
- VALORANT Challengers 2025 Japan: Split 3 Advance Stage
ムラッシュゲーミングは、Split2での成績により、Split3ではAdvance Stageからのシード出場となった。今シーズンより、ZETA DIVISIONから「Syouta」が完全移籍で加入し、元SCARZのコーチである「Bullco」がサブコーチとしてチームに加わった。 Advance Stage初戦ではCREST GAMING Zstと対戦するも、1マップも取得できず0-2で敗北。Lower Bracketに回ることとなった。続く2戦目ではBC SWELLと対戦したが、こちらも0-2で敗れ、Advance Stage敗退が決定した。 この結果により、ムラッシュゲーミングはSplit3のMain Stage進出を果たせず、2025年シーズンの公式大会すべての戦いを終えることとなった。来シーズンに向けては、Advance Stage敗退という結果を踏まえ、ゲーム内トーナメントシステム「VALORANT Premier」からの再挑戦となった。
オフシーズン大会
2023年
・Red Bull Home Ground - #4 - Japanese Qualifier
両国国技館にて開催されたRed Bull Home Ground#4の日本予選(BO3、シングルエリミネーション形式)。1回戦にてTeamDurationに2-0で勝利を収めるも、2回戦にてFAV gamingに1-2で敗れ、敗退。[35]
・Predator League Japan 2024
フィリピン、マニラにて開催されたPredator Leagueの日本予選(BO3、シングルエリミネーション形式)。1回戦にてTeamDurationに2-0で勝利を収めるも、2回戦にてCrest Gaming Zstに0-2で敗れ、敗退。[36]
2024年
・Red Bull Home Ground 2024 APAC Qualifier 日本予選 Phase 3[37]
両国国技館にて開催されたRed Bull Home Ground 2024 APAC Qualifierの日本予選(BO3、シングルエリミネーション形式)。VCJでの活躍などが評価され、招待チームとしてベスト8から参加するも、初戦でIGZISTに対し0-2で敗れる。システム的な事故があったことで、一部選手が苦言を呈するなど生じたが後日謝罪した[38]。
コミュニティ大会
・XROSS CUP 33
eSportsイベント団体X Division主催のコミュニティ大会。Ark5に敗北[39]。
・第2回AsteriskCUP
e-sportsチームAsterisk主催で開催されていたコミュニティ大会。ムラッシュゲーミングは招待チームとしてmillion、Tonboを除いた5名で参加。トーナメント1にてKaisar Thaneに敗北[40]。
・MURASH GAMING CUSTOM powered by Riot Games ONE
Riot Games ONEの一環として開催されたカスタムイベント。CREST GAMING Zst(sakurai、Brofeld、Art、Moothie、HYUNMIN)、VARREL(Zepher、LOB、Bangnan、BlackWiz、xnfri)、プロフェッショナル軍団(neth、Meiy、oitaN、takej、善悪菌)、打倒MRG軍団 feat. NOEZ FOXX(Fisker、Marin、mittiii、rion、SylFy)の4チームとBO3で対戦。VARREL、打倒MRG軍団 feat. NOEZ FOXXには2-1で勝利を収めるも、CREST GAMING Zst、プロフェッショナル軍団には0-2で敗北[41]。
公開スクリム
チーム発足当初に行われていた配信形式のスクリム。「ムラッシュゲーミング合否発表会」以前は選手たちはVALORANT部門候補生という扱いだった。
公開トライアウト
VCJ2023での敗退を受け、さらなる戦力獲得のために行われたトライアウト。書類による一次選考が行われ、二次選考の様子が2023年6月26日20時から配信された。公開トライアウトには書類選考を通過した10名が参加し、5対5に分かれてBO3で戦い、勝者チームがムラッシュゲーミングVALORANT部門と対戦した。公開トライアウト以降も選考は続き、Absolの加入が決定した。
イベントへの参加
大乱闘スマッシュブラザーズ部門
Umeki
ランキング[44]
個人戦績[44]
注:
- 優勝
- TOP8
- 太字:参加人数100人以上
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スポンサーおよび運営について
- 自由な活動を目指すというオーナーの意向により、2025年8月の時点ではスポンサーを受け付けていない。そのため本チームは、オーナー・加藤純一の配信活動による収益、チームのアパレル販売による収益、及びオーナー自身がギャンブルなどで獲得したポケットマネーから成る活動資金によって運営されている。
- スタッフは基本雇っておらず、加藤純一のマネージャー・鎌田と加藤純一の姉によって経営していると語っている。なおVALOLANT部門には、GMとして鎌田に代わりsironekoが役割を担っている。
- 現在のMRG BASEBALL SHIRTのデザインには、右胸部(右大胸筋付近)に「ふもっふのおみせ」(運営元:株式会社フェルマー)のロゴが掲載されている。このロゴ掲載については、オーナーである加藤純一が同社に対しスポンサー契約を結ぶことなく、「ロゴを掲載させてほしい」と直接交渉を行い、双方無償での使用許可を得たもの。
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注釈
- VCJ 2024 Split 2 Main Stageに出場した8チームは、Premier E9A3の戦績に関わらず、VCJ 2025 Split 1 Advance Stageへの出場が可能であると発表されたため
脚注
外部リンク
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