ムー (歌手)

カレン・マリー・アーガード・エルステッド（Karen Marie Aagaard Ørsted、1988年8月13日 - ）は、ムー（MØ、[muː]、デンマーク語発音: [mœ]）の活動名で知られるデンマークの女性シンガーソングライター。彼女の活動名は、自身の名前と姓の頭文字のほかに、デンマーク語で「少女」または「処女」を意味する^[5]。2014年3月にデビュースタジオ・アルバム「ノー・マイソロジー・トゥ・フォロー（英語版）」が発売された^[6]。

MØ
スタヴェルンフェスティバル（英語版）でパフォーマンスするムー（2016年）
基本情報
生誕	(1988-08-13) 1988年8月13日（36歳）
出身地	デンマーク・フュン島ウベルーズ（英語版）
ジャンル	エレクトロ・ポップ[1][2]、シンセポップ[3]、インディー・ポップ[1][4]
職業	シンガーソングライター
担当楽器	ボーカル、ピアノ
活動期間	2012年 - 現在
レーベル	チェス・クラブ、RCA

ムーは、イギー・アゼリアの2014年のシングル「ベッグ・フォー・イット（英語版）」に客演した。この曲は、Billboard Hot 100で最高27位を記録し、ムーにとって最初のチャート入り曲となった^[7]。翌年、ムーはメジャー・レイザーとDJスネークのシングル「リーン・オン（英語版）」でフィーチャーされ、オーストラリアで首位を獲得したほか、イギリスで最高2位、アメリカで最高4位を記録するなど国際的なチャートで高く評価された。

音楽性

ウベルーズ（英語版）で生まれたムーは、グライムスやツイン・シャドウといったエレクトロ・ポップアーティストと比較されている^[8]。

ムーは7歳のときにスパイス・ガールズの影響で音楽に興味を持つようになった^[9]。10代の頃に、パンク・ロックと反ファシズム運動に興味を持った。特にブラック・フラッグ、ニルヴァーナ、スマッシング・パンプキンズ、ヤー・ヤー・ヤーズ、ソニック・ユースを聴き、キム・ゴードンを「偉大なヒーローであり手本」としている^[10]。

ムーの音楽は、「ガッツのあるエレクトロ・ミュージック」と言われている。NMEはムーの作品をスージー・スー（英語版）とジャネット・ジャクソンの中間であると呼んでいる^[11]。

ディスコグラフィ

→詳細は「ムーのディスコグラフィ」を参照

• ノー・マイソロジー・トゥ・フォロー（2014年）
• フォーエバー・ネバーランド（2018年）