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ラウレス硫酸ナトリウム
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ラウレス硫酸ナトリウム(ラウレスりゅうさんナトリウム、sodium laureth sulfate, SLS)は陰イオン界面活性剤の1つ。ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムとも呼ばれる。
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概要
用途はシャンプー、歯磨き剤、起泡剤、業務用洗剤、脱脂剤等多岐にわたる。
ラウレス硫酸-n硫酸ナトリウムと表記される場合のnは(OCH
2CH
2)の数を表す。n=3のLD50は1995 mg/kg(ラット:経口)[1]
合成
1-ドデカノールをエトキシ化(w:Ethoxylation)、硫酸エステル化後に炭酸ナトリウムにより中和して合成。
- C
12H
25OH + n C
2H
4O → C
12H
25(OC
2H
4)nOH - C
12H
25(OC
2H
4)nOH + H
2SO
4 → C
12H
25(OC
2H
4)nOSO
3H + H
2O - 2C
12H
25(OC
2H
4)nOSO
3H + Na
2CO
3 → 2C
12H
25(OC
2H
4)nOSO
3Na + H
2CO
3
またはラウリル硫酸ナトリウムにエーテルと酸素を加える合成方法もあるが、この方法の場合エーテルと酸素を加える過程で発癌性物質である1,4-ジオキサンが発生する。事実SLESを含むいくつかの製品が、低濃度のジオキサンを含んでいることが確認されている。[2]
関連項目
出典
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