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ワールドラグビーU20チャンピオンシップ
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ワールドラグビーU20チャンピオンシップ(World Rugby U20 Championship)は、ワールドラグビーが主催する、20歳以下の選手を対象とした世界最高峰のラグビーユニオン国際大会である。2026年より参加チーム数を12から16に拡大するとともに、下位大会として「ワールドラグビーU20チャレンジャーカップ」が創設されるなど、競技機会の拡充と運営の持続可能性向上を目的とした大会構成の再編が行われる[1][2]。
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概要
2008年、U19世界選手権、U21世界選手権として開かれていたジュニア選手の世界大会を再編して創設。
2014年まではIRBジュニア世界選手権(IRB Junior World Championship)として開催されていた[3]。
2024年まで、最下位国は、この下部大会であるワールドラグビーU20トロフィー(World Rugby U20 Trophy)へ降格となった。それと同時にトロフィーの優勝国が、チャンピオンシップへと昇格する[3]。
2025年は、下位大会「ワールドラグビーU20トロフィー」が廃止された[4]。そのため、2024年大会で降格が決定したフィジーは2025年に出場する大会が無くなった。
2026年大会の参加国は、12チームから16チームに増やす。2025年大会出場の12チームに加え、前年2024年大会で降格したフィジー、前年2024年下位大会「ワールドラグビーU20トロフィー」の2位アメリカ合衆国、3位日本、4位ウルグアイが、次年2026年大会に出場する(前年2024年1位スコットランドは、すでに当2025年大会に出場)[5]。
また、新しい下位大会「ワールドラグビーU20チャレンジャーカップ(World Rugby U20 Challenger Cup)」の開催が予定されている[6][7]。
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歴史
2008年からU20世界選手権としてユースの世界大会を一本化しIRBジュニアワールドチャンピオンシップ(IRBジュニア世界選手権、IRB Junior World Championship)として開催。当初、16か国により行われ、4か国ずつ4組に分かれて総当りで1次リーグを行ったあと、同順位同士で決勝から15位決定戦までを行い、最終順位まで決定する方式を取っていた[3]。
2015年にIRBがワールドラグビーへと改称したため、現在の大会名「ワールドラグビーU20チャンピオンシップ」(World Rugby U20 Championship)となった。
2010年からは12か国で開催されている。4か国ずつ3つのプールに分かれ総当りで1次リーグを行い、ポイントにより上位4チームが決勝リーグを、中位4チームで5~8位決定戦を、下位4チームで9~12位決定戦を行い、最終順位まで決定する[3]。
2020年から2022年までの3年間は新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響で中止された[3][8]。
2023年6月24日から7月14日まで、南アフリカで4年ぶりに開催。1秒あたり最大20回、ボールの位置を検知できる「スマートボールテクノロジー」を試合に取り入れ、スローフォワードやタッチ位置の特定などの判断に役立たせる[9]。
2025年、下部大会「ワールドラグビーU20トロフィー」は無くなり開催せず[10][11]。
2026年、参加国を12から16に増やす。2024年大会終了時点で 降格したフィジーを含む 下位大会4位まで(フィジー、アメリカ合衆国、日本、ウルグアイ)が加わる[5]。
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U20日本代表の戦歴
詳細はU20ラグビー日本代表を参照のこと。
- 2008年 - プール戦3戦3敗、16チーム中15位(チャンピオンシップ残留)[12][13][14]
- 2009年 - プール戦3戦3敗、16チーム中15位(トロフィーへ降格)[15][16]。日本大会[17]。
- 2015年 - プール戦3戦3敗、12チーム中10位(チャンピオンシップ残留)[18][19][20][21]
- 2016年 - プール戦3戦3敗、12チーム中12位(トロフィーへ降格)[22][23][24][25]
- 2018年 - プール戦3戦3敗、12チーム中12位(トロフィーへ降格)[26][27][28]
- 2023年 - プール戦3戦3敗、12チーム中12位(トロフィーへ降格)[29][30]
- 2026年 - 出場国が12から16に増やされ、2024年下位大会「ワールドラグビーU20トロフィー」3位の日本が出場権を得る。
決勝戦・3位決定戦
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上位入賞回数
要約
視点
2025年大会までを反映。
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全順位記録
要約
視点
= ホスト(会場となる国)、 1位 = 優勝、 2位 = 準優勝、 3位 = 3位、 4位 = 4位、 q = 出場(qualifie dの頭文字)、
○位 = ワールドラグビーU20トロフィーに降格、 WT = ワールドラグビーU20トロフィー(下位大会)に出場、 — = 出場できず
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今後の展望
本大会は2026年に参加チーム数を12から16に拡大するとともに、下位大会としてワールドラグビーU20チャレンジャーカップがチリで創設されることが決定している。また、競技機会の拡充と運営の持続可能性向上を目的とした大会構成の再編である[1][2]。
脚注
関連項目
外部リンク
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