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ラグビーヨーロッパ
ヨーロッパにおけるラグビーの競技統括組織 ウィキペディアから
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ラグビーヨーロッパ(英語: Rugby Europe)は、ヨーロッパにおけるラグビーユニオンの競技を統括する組織である。
歴史
母体は1934年にフランスラグビー連盟が中心となって設立された国際アマチュアラグビー連盟(Fédération Internationale de Rugby Amateur、FIRA)である[1][2]。
1920年代にフランスではラグビーユニオンが爆発的人気となり、国内のフランス選手権の優勝争いは熾烈をきわめると、クラブ同士では有力選手の金銭による引き抜きが相次いだ。この現状をプロ化とみた国際ラグビーフットボール評議会(IRFB、現在のワールドラグビー)は憂慮し警告を行ったがフランス側はそれを無視、それにより1932年にIRFBは五カ国対抗戦からフランスを締め出した[1][2]。
フランスはドイツと手を結び欧州各国に働きかけ、1934年に国際アマチュアラグビー連盟(FIRA)を設立する[1]。フランス、イタリア、カタルーニャ、チェコスロバキア、ルーマニア、ドイツ、オランダ、ポルトガル、スウェーデンの9協会で創設されIRFBへの対抗組織であった。フランスは1939年に五カ国対抗戦に復帰する。(第二次戦争のため試合が行われたのは1947年から)[1][2]
長らくIRFBとFIRAは対立状態にあったが、1990年代に入るとお互いの交流が始まる[1]。それによりFIRA加盟協会のIRFB加盟が認められると、1994年にはFIRAもIRFBの事実上の傘下組織となる[1]。
1999年に組織が改編され、ヨーロッパラグビー協会(FIRA – Association of European Rugby)へ名称を変更した[1][3]。2014年にラグビーヨーロッパ(Rugby Europe)へ名称を変更した[4][2]。
2022年のロシアによるウクライナ侵攻後、ラグビーヨーロッパはロシアラグビーフットボール協会を追放した[5][6]。
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主な大会
加盟国・地域
すべての加盟団体がワールドラグビーに加盟しているわけではない[7]。 カッコ内はワールドラグビーに加盟した年[8]。
次の40団体がワールドラグビーのメンバー:
アンドラ (1991年)
オーストリア (1992年)
アゼルバイジャン (2004年)
ベルギー (1988年)
ボスニア・ヘルツェゴビナ (1996年)
ブルガリア (1992年)
クロアチア (1992年)
キプロス (2014年)
チェコ (1988年)
デンマーク (1988年)
イングランド (1890年)
フィンランド (2001年)
フランス (1978年)
ジョージア (1992年)
ドイツ (1988年)
ハンガリー (1991年)
アイルランド (1886年)
イスラエル (1988年)
イタリア (1987年)
ラトビア (1991年)
リトアニア (1992年)
ルクセンブルク (1991年)
マルタ (2000年)
モルドバ (1994年)
モナコ (1996年)
オランダ (1988年)
ノルウェー (1993年)
ポーランド (1988年)
ポルトガル (1988年)
ルーマニア (1987年)
ロシア (1990年)
スコットランド (1886年)
セルビア (1988年)
スロバキア (2016年)
スロベニア (1996年)
スペイン (1988年)
スウェーデン (1988年)
スイス (1988年)
ウクライナ (1992年)
ウェールズ (1886年)
次の7団体はワールドラグビーに加盟していない
その他の団体はラグビーヨーロッパ及びワールドラグビーに加盟していない
備考:
脚注
外部リンク
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