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ラジャ・コドゥリ
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ラジャ・M・コドゥリ(Raja M. Koduri)[1]は、コンピューターエンジニアであり、コンピューターグラフィックスハードウェアメーカーのエグゼクティブ(上級責任者)である。現在は、インテルのディスクリートグラフィックス部門のチーフアーキテクト兼上級副社長[2]を務め、以前までは、インテルの競合メーカーであるAMDのグラフィック部門であるRadeon テクノロジーズ・グループのシニアプレジデントおよびチーフアーキテクトを務めていた[2]。
経歴
1996年、S3グラフィックスに入社。2001年にはATIテクノロジーズの先進技術開発ディレクターになる[2]。AMDが2006年にATIを買収後、2009年までAMDからAppleに出向、そこでグラフィックハードウェアを使用して、AppleがMac PC用の高解像度Retinaディスプレイ移行の手助けをした[3]。2013年に、GPUのハードウェアのみに関わっていた2009年以前のAMDでの役割とは異なり、GPUのハードウェアとソフトウェアの両方を含むビジュアル・コンピューティング部門の副社長としてAMDに戻った[4]。AMDは2015年にグラフィック部門を再編成し、新たに設立されたRadeon テクノロジーズ・グループの上級副社長兼チーフアーキテクトに任命し、コドゥリをエグゼクティブレベルにまで昇格させた。この役職に就任したことで、コドゥリはAMD CEOのリサ・スーに直接報告できる立場になった[5]。
コドゥリは2017年9月、家族との時間を過ごすために3か月間の休暇を取り[6]、11月7日にAMDを辞した[7]。2日後、AMDのライバルであるインテルに入社[2]。新しく設立されたインテル・コア・アンド・ビジュアル・コンピューティング・グループの上級副社長に就任した[3]。
2018年6月にコドゥリは、インテルが2020年に最初のGPUの発売を予定しており、インテルがこれからディスクリートGPUでAMDおよびNVIDIAと競合する計画であると発表した[8]。2019年3月、バロンズのインタビューでは、AMDを退職した主な理由や彼がAMDやAppleでエンジニアを務めたジム・ケラーをインテルに引き込んだ方法を説明し、インテルのビジュアルコンピューティンググループには4500人の人員がいることなどを説明した[9]。
また、コドゥリはピクサー・アニメーション・スタジオとも比較される、インドの映像制作会社であるマクタVFXに投資しており、同社のアドバイザーも務めている[4][10]。
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最終学歴
脚注
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