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リガ型フリゲート
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リガ型フリゲート(リガがたフリゲート、英語: Riga class frigate)は、旧ソ連海軍・ロシア海軍が運用していた警備艦の艦級に対して付与されたNATOコードネーム。旧ソ連海軍での正式名は50型警備艦(ロシア語: СКР проекта 50)である。また、役割から護衛艦に分類されている場合もある。
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概要
本型は、先行するコラ型フリゲートの小型化・廉価版として開発された。コラ型は、従来のソ連海軍警備艦に比して大型の艦体に、排水量の割に強力な兵装を搭載した優秀な戦闘艦であったが、コストの高さが問題視されていた。このことから、本型では排水量にして約200トン小型化するとともに、B-34 100mm単装両用砲を1基撤去した。また対潜迫撃砲も、コラ型ではロケット爆雷を使用する先進的なRBU-900が搭載されていたのに対し、やや旧式のRBU-600(イギリス製ヘッジホッグの射程延伸版)とされている。
これらのコスト低減策が奏功したのか、コラ型の建造が8隻で打ち切られたのに対し、リガ型は68隻の同型艦が竣工しその中から22隻が同盟諸国に供与された。更に中国で独自の発展を遂げるが、その原型が保管されている以外は80年代以降殆どが退役したと思われる。
同型艦一覧
要約
視点
41隻がカリーニングラード、20隻がムィコラーイウ、7隻がコムソモルスク・ナ・アムーレで建造された。
同盟諸国供与艦一覧
ブルガリア海軍
- 3隻 - ≪Смели≫≪Кобчик≫≪Бодри≫
中国人民解放軍海軍
- 4隻 (5隻) - 50年代、中国名6601型(成都級)としてノックダウン生産される。その後中ソ対立の影響から、6601型をリバースエンジニアリングして065型(江南型)が生産される。さらに江南型を元に独自に053K型(江東型)や053H型(江滬I型フリゲート)を開発した。
人民海軍
- 4隻 - (エルンスト・テールマン, カール・マルクス, カール・リープクネヒト, フリードリヒ・エンゲルス)
フィンランド海軍
- 2隻 - ヘメンメア、ウーシマー
インドネシア海軍
- 8隻 - ≪Slamet Rijari≫≪Jons Sudarso≫≪Ngurah Rai≫≪Mongin Sidi≫≪Nuku≫≪Hang Tuan≫≪Kaki Ali≫≪Lambung Mangkurat≫
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参考文献
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関連項目
外部リンク
- 同型艦名は此処から
- 同型艦名詳細
- page from FAS
- Marinekameradschaft KSS e.V. - Riga Class 詳細各部写真あり
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