リヒテンシュタイン美術館

リヒテンシュタイン公国ファドゥーツにある「リヒテンシュタイン国立博物館（ドイツ語版）」とは異なります。

リヒテンシュタイン美術館（リヒテンシュタインびじゅつかん、Liechtenstein Museum）は、オーストリアのウィーンにある美術館である。 ヨーロッパで最も古い貴族の一つであるリヒテンシュタイン家にちなんで名付けられた。

リヒテンシュタイン美術館 Liechtenstein Museum
リヒテンシュタイン庭園宮殿
施設情報
専門分野	美術館
事業主体	Prince of Liechtenstein Foundation
開館	2004年3月29日
所在地	リヒテンシュタイン庭園宮殿 オーストリア ウィーン Fürstengasse 1
外部リンク	liechtensteincollections.at
プロジェクト:GLAM

美術館には、アルザーグルント（英語版）のリヒテンシュタイン庭園宮殿（ドイツ語版）やリヒテンシュタイン市街宮殿（英語版）など、いくつかの場所がある。

庭園宮殿は、Domenico Egidio Rossiに設計と建設を依頼したリヒテンシュタインのヨハン・アダム・アンドレアス王子によって建てられた。 建物は1700年に完成した。^[1]

コレクション

1805年から1939年まで、リヒテンシュタイン家のプライベートコレクションが展示されていた。 美術館は2004年3月29日に開館したが、来館の流れが不十分だったため、2011年に閉館し、現在は予約制の団体のみの開放となっている。

コレクションの焦点はバロックからの絵画である。 フランス・ハルス、ヘラルト・ドウ、ピーテル・パウル・ルーベンスなどの作品がある。

ギャラリー

• 
  ラファエロ・サンティ, Portrait of a Man
• 
  ジュリオ・ロマーノ, St. John the Baptist in the Wilderness
• 
  ヴァランタン・ド・ブーローニュ, A Musical Company with a Fortune-Teller ("Reunion with a Gypsy")
• 
  ピーテル・パウル・ルーベンス, 『マルスとレア・シルウィア（英語版）』
• 
  ピーテル・パウル・ルーベンス, 『ケクロプスの娘たちによって発見されたエリクトニオス』
• 
  ピーテル・パウル・ルーベンス, Lamentation of Christ
• 
  ピーテル・パウル・ルーベンス,『クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像』
• 
  ピーテル・パウル・ルーベンス, 『アルベルトとニコラース・ルーベンスの肖像』
• 
  ピーテル・パウル・ルーベンス, 『鏡を見るヴィーナス』
• 
  フランス・ハルス, Portrait of a man
• 
  アンソニー・ヴァン・ダイク, 『マリー＝ルイーズ・デ・タシスの肖像』
• 
  フランソワ・デュケノア, Mercury
• 
  ヘラルト・ドウ, 『ヴァイオリン奏者』
• 
  Herman Posthumus, Landscape with ruins
• 
  ヤン・ミーンセ・モレナール, 1636-37, The king drinks (Twelfth Night festivities)
• 
  ジョヴァンニ・バッティスタ・モローニ, Prospero Alessandri
• 
  Mansueti, The Taking of St. Marc
• 
  セバスティアーノ・リッチ, 『サビニの女たちの略奪』
• 
  フランチェスコ・サルヴィアーティ, Portrait of a young man
• 
  フリードリヒ・フォン・アマーリング, 『麦わら帽子をかぶった少女』
• 
  Golden carriage of Joseph Wenzel I. of Liechtenstein (1738)