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リヴィング・プルーフ (バディ・ガイのアルバム)

バディ・ガイのアルバム ウィキペディアから

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リヴィング・プルーフ』(Living Proof)は、アメリカ合衆国ブルース・ミュージシャン、バディ・ガイ2010年に発表したスタジオ・アルバム

概要 『リヴィング・プルーフ』, バディ・ガイ の スタジオ・アルバム ...
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背景

ガイは本作の「ステイ・アラウンド・ア・リトル・ロンガー」において、スタジオ録音では初となるB.B.キングとの共演を果たした[5]。また、「ホエア・ザ・ブルース・ビギンズ」にはカルロス・サンタナがゲスト参加した[5]。なお、サンタナは以前にも、ガイのアルバム『ブリング・エム・イン』(2005年)収録曲「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」において、ギターとプロデュースで参加している[6]

反響・評価

アメリカの総合アルバム・チャートBillboard 200では46位に達し、ガイのアルバムとしては初の全米トップ50入りを果たした[2]。また、『ビルボード』のブルース・アルバム・チャートでは自身3作目の1位獲得アルバムとなり[7]、トップ・ロック・アルバムでは最高10位を記録した[8]

第53回グラミー賞では最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞を受賞し、自身6度目、7年ぶりのグラミー受賞を果たした[9]

Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「『リヴィング・プルーフ』のセールス・ポイントはやはり、年齢を重ねるごとに騒々しく、汚らしく、そしてとんでもなくなっていった、ガイ自身のギターである」と評している[10]。マーク・ケンプは2010年10月26日付の『ローリング・ストーン』誌のレビューで5点満点中3.5点を付け「焼け付くようなストラトキャスターの"Key Don't Fit"から、テレキャスターが鋭利に突き刺してくるタイトル曲まで、ガイがここ何年かの間に生み出してきたブルースの中でも、最高の曲が集められている」と評している[11]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「肝心なのはこの年齢にしてなお、ギターが炸裂していることで、ギラギラした音色はブルースというよりほぼロック」と評されている[12]

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収録曲

特記なき楽曲はトム・ハンブリッジとゲイリー・ニコルズの共作。12.はインストゥルメンタル[13]

  1. 74イヤーズ・ヤング - "74 Years Young" - 4:34
  2. サンク・ミー・サムデイ - "Thank Me Someday" (Buddy Guy, Tom Hambridge) - 5:42
  3. オン・ザ・ロード - "On the Road" (Richard Fleming, Tom Hambridge) - 4:11
  4. ステイ・アラウンド・ア・リトル・ロンガー - "Stay Around a Little Longer" - 5:00
  5. キー・ドント・フィット - "Key Don't Fit" - 5:02
  6. リヴィング・プルーフ - "Living Proof" (T. Hambridge) - 3:45
  7. ホエア・ザ・ブルース・ビギンズ - "Where the Blues Begins" - 4:37
  8. トゥー・スーン - "Too Soon" (R. Fleming, B. Guy, T. Hambridge) - 3:26
  9. エヴリボディズ・ゴット・トゥ・ゴー - "Everybody's Got to Go" (R. Fleming, B. Guy, T. Hambridge) - 3:57
  10. レット・ザ・ドア・ノブ・ヒット・ヤ - "Let the Door Knob Hit Ya" (B. Guy, T. Hambridge) - 3:44
  11. ゲス・ホワット - "Guess What" (R. Fleming, T. Hambridge) - 5:44
  12. スカンキー - "Skanky" (B. Guy, T. Hambridge) - 4:16

参加ミュージシャン

ゲスト・ミュージシャン

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脚注・出典

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