トップQs
タイムライン
チャット
視点
レクサス・LM
レクサスのミニバン型乗用車 ウィキペディアから
Remove ads
LM(エルエム、Lexus LM)は、トヨタ自動車が展開する高級車ブランドレクサスが販売しているFセグメント高級ミニバンである。製造はトヨタ車体いなべ工場が担当している。
概要
レクサス初のミニバンであり、セダンのLS、クーペのLC、SUVのLX、ヨットのレクサスLYに次ぐ5番目のフラッグシップモデルでもある[2]。
トヨタブランドから発売されているアルファード/ヴェルファイアとボディシェルを含めたプラットフォームとエンジンミッションを共有する兄弟車種であるが、細部にわたる設計や品質は、吸音材の違いによる静粛性の差異や内外装の製造基準など、全般においてLMの方が高い。
初代 AH30型(2020年 - 2023年)
要約
視点
- 2019年4月に開催された上海モーターショー2019 で世界初公開し、「LM350」と「LM300h」の2グレードを発表。
- 2019年6月には、特許庁(日本)に「LM350」「LM300h」を商標出願している。
- 2020年2月24日に中国市場で発売された他、インド市場でも150~200台限定で「LM300h」が販売される予定[4]。
グレード
現在中国ではLM300hの7人乗りと4人乗りの2グレード構成で販売されている。両者の外観に差はなく、内装によって差別化されている[5]。
LM300h 七座雋雅版
アルファード、ヴェルファイアの「Executive Lounge」に相当する装備をもったグレード。2+2+3の7人乗り。価格は116万6000元(約1800万円)。
LM300h 四座御世版(Emperor Suite)
アルファード、ヴェルファイアのモデリスタコンプリート車「Royal Lounge」に相当する装備を持ったグレード。しかし、「Royal Lounge」の液晶ディスプレイが24インチであるのにに対し、こちらは26インチであり、専用設計となっている。2+2の4人乗りで、7人乗りグレードとの大きな違いは前後席間にパーテーションが装備されている点である。また、パーテーションには先述の液晶ディスプレイや前後席連絡用の窓、サウンドシステムなどが装備されている。前後席連絡用の窓は、スイッチ操作でスモークをかけることが出来る他、開閉できる。
価格は146万6000元(約2200万円)。
- LM 350
- LM 300h中国仕様
- LM 350香港仕様
Remove ads
2代目 AW10型(2023年 - )
要約
視点
2023年4月18日に上海モーターショーで2代目のプロトタイプが世界初公開された。販売地域が中国や台湾、東南アジアやインド等に限定された初代モデルとは異なりグローバル市場に導入され、日本市場へは同年秋に導入されることが発表された[6]。
同年10月19日に日本仕様が正式発表された(同日より注文受付開始、12月下旬頃発売)[1]。当初、日本仕様はインタークーラーターボ付の2.4LダイナミックフォースエンジンであるT24A-FTS型に、6速ATに変更されたトランスミッションとモーターを一体化したフロントユニット、高出力モーター「eAxle」を搭載したリアモーターで構成されたハイブリッドシステムを備え、四輪駆動システム「DIRECT4」を採用した4人乗り仕様のLM500h"EXECUTIVE"のみだったが、2024年5月9日に6人乗りの"version L"が設定された[7]。
このモデルでは、ほかの次世代LEXUS車(NX・LX・RX・RZ・LBX)と同様に紙カタログではギャラリーのStyles、グレードや装備・スペックのみ掲載するSelections、簡易的な掲載のLexus Dealer Optionの3部構成になり、その他の詳細などはホームページで見る形式になった[注釈 1]。
2025年7月17日に日本仕様の一部改良を発表(8月1日発売)[8]。リアタイヤからのロードノイズやバックドアからの振動音の軽減を図るため、リアホイールハウスやバックドアまわりに制振材や吸音材を追加・拡大。また、各種室内照明の上限が上がった。
- LM500h"EXECUTIVE"
- 初代の4人乗り仕様同様に、リア席前方に大型ワイドディスプレイと一体となったパーティションが装備されているが、2代目ではワイドディスプレイが48インチに大型化。リアシートエンターティンメントシステムが備わり、画面表示はセンター1画面(シングル)、左右2画面(ダブル)、横長1画面(フルスクリーン)の切り替えが可能。ディスプレイの下には中央に冷蔵庫、左右にグローブボックスが装備されるほか、左右サイドにはアシストグリップやシューホーン/傘立ても配置されている。
- 2025年7月の一部改良では、上記の内容に加え、スイッチ類を従来のリアオーバーヘッドコンソールからリアセンターコンソールへ移動され、リアセンターコンソールにはスマートフォンや小物などを置くためのトレイを新設。スイッチの移動に伴い、リアオーバーヘッドコンソールにはダウンライトが新たに設けられた。
- ボディカラーはソニッククオーツ、ソニックチタニウム、グラファイトブラックガラスフレーク、ソニックアゲートの4色を設定。内装色はサテンカッパーの内装加飾が施されたソリスホワイトとサテンシルバーの内装加飾が施されたブラックの2色が設定される。
- 価格は発売当初税込2,000万円だったが、2025年7月の一部改良に伴って10万円値上げされ、税込2,010万円となった。
- LM500h "version L"
- 2024年5月に追加された6人乗りグレード。価格は、"EXECUTIVE"に比べ税込1,500万円と大幅に安くなっている。リアシートエンターティンメントシステムが割愛された代わりに、マルチポジションスペースアップシートを3列目に採用。3列目のシート素材も前席シートと同じセミアニリン本革を使用している。バックドア開口部にはセカンドシート操作スイッチを設定し、操作してシートを動かすことで干渉させること無く3列目シートを跳ね上げ、ラゲージスペースを拡大することができる。
Remove ads
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads