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レーザーキーウィの旗
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レーザーキーウィの旗(英語: Laser Kiwi flag)は、2015年から2016年にかけて実施されたニュージーランド国旗変更国民投票にて、元ACT党候補者のルーシー・グレイ(Lucy Gray)[1]が2015年にデザインした新国旗案の俗称。原題はFire the Lazer[2]。
登場以来、この特徴的なデザインはコメディアンのスケッチ・コメディーの題材やインターネット・ミームとなり、ソーシャルメディア上で人々の関心を継続的に集めている。
デザイン
シルバー・ファーンのイラスト
黒地で、左上(カントン部にあたる)に白色のシルバー・ファーンのイラストを、右下に旗の左側(旗竿側)を向いたキーウィを配置している[2]。最大の特徴はキーウィの目から緑色のレーザーが発射されていることである[2]。作者のルーシー・グレイは「レーザー光線がニュージーランドの力強いイメージを映し出している。私のデザインは議論の必要がないほど強力だと信じている[注釈 1]」と説明しており[3]、コメディアンは「(もし公式な国旗となれば)ニュージーランドの敵に恐怖を与えるだろう」と冗談をよく飛ばした。
旗はMicrosoft Paintを使って一晩で描かれたもので、グレイによれば国民投票に選ばれた4つの国旗案がいずれも「あまり意味を感じられなかった」ことが動機の一つと答えている[4]。「レーザーキーウィ」は、オーストラリアに多く生息する「deadly animals(非常に危険な動物たち)」からインスピレーションを得て、ニュージーランドの国民的な鳥であるキーウィを「deadly animals」に仕立てたものである[4]。
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人気
国民投票終了後、最終財としてレーザーキーウィの旗が販売されるようになったことで人気が「復活」し、国内外のスポーツ大会やコンサート会場で掲げられるようになった[5]。2022年ロシアのウクライナ侵攻では、ニュージーランドからの義勇兵がシンボルとして用いた[6][7]。
2023年のミネソタ州旗の新デザイン公募では、レーザーキーウィと同様にレーザーを発射しているアビ(ミネソタ州の州鳥)のデザインが提出された[8]。
脚注
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