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ロビー・ロバートソン (アルバム)

ロビー・ロバートソンのアルバム ウィキペディアから

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ロビー・ロバートソン』(Robbie Robertson)は、カナダロック・ミュージシャン、ロビー・ロバートソン1987年に発表した、ソロ名義では初のスタジオ・アルバム

概要 『ロビー・ロバートソン』, ロビー・ロバートソン の スタジオ・アルバム ...
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背景

ダニエル・ラノワを共同プロデューサーに迎えて制作され、過去にラノワがプロデュースしたU2ピーター・ガブリエルもレコーディングに参加した[9]。「スウィート・ファイア・オブ・ラヴ」はU2との共作で、この曲と「テスティモニー」にはU2の4人全員が参加している[10]。また、ロバートソンと共にザ・バンドで活動していたガース・ハドソンリック・ダンコも参加した[9]

反響

アメリカではBillboard 200で38位に達し[6]、リリースから1年後の1988年10月にはRIAAによってゴールドディスクに認定された[11]。ノルウェーのアルバム・チャートでは6週連続でトップ10入りし、最高5位を記録する大ヒットとなった[1]。ニュージーランドでは29週連続でトップ50入りし、1988年6月5日付のアルバム・チャートで最高7位を記録[2]

評価

1989年の第31回グラミー賞では、本作が最優秀男性ロック・ボーカリスト賞にノミネートされるが、受賞は果たせなかった[12]。一方、カナダのジュノー賞では、1989年に本作が年間最優秀アルバム賞を受賞し、ロバートソンは更に、年間最優秀プロデューサー賞(ダニエル・ラノワと連名)及び年間最優秀男性ボーカリスト賞を受賞した[13]

ローリング・ストーン』誌が選出した「1980年代のベスト・アルバム100」では77位にランク・イン[14]

収録曲

特記なき楽曲はロビー・ロバートソン作。

  1. 墜ちたエンジェル "Fallen Angel" (Robbie Robertson, Martin Page) – 5:53
  2. ショウ・ダウン - ビッグ・スカイにて "Showdown at Big Sky" – 4:47
  3. ブロークン・アロウ "Broken Arrow" – 5:23
  4. スウィート・ファイア・オブ・ラヴ "Sweet Fire of Love" (R. Robertson, U2) – 5:16
  5. アメリカン・ルーレット "American Roulette" – 4:55
  6. クレイジー・リヴァーのどこかで "Somewhere Down the Crazy River" – 4:55
  7. ヘルズ・ハーフ・エイカー "Hell's Half Acre" (R. Robertson, M. Page) – 4:20
  8. ソニーとムーンライト "Sonny Got Caught in the Moonlight" – 3:51
  9. テスティモニー "Testimony" – 4:51
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他メディアでの使用例

1989年公開の映画『パウワウ・ハイウェイ』のサウンドトラックでは、本作から「墜ちたエンジェル」と「スウィート・ファイア・オブ・ラヴ」が使用された[15]。また、1991年公開の映画『過ぎゆく夏』のサウンドトラックでは「墜ちたエンジェル」と「ショウ・ダウン - ビッグ・スカイにて」が使用された[16]

「ブロークン・アロウ」は、『暗闇のささやき』(1992年公開)[17]、『キング・オブ・ハーレー』(1993年公開)[18]といった映画のサウンドトラックで使用された。

カヴァー

  • ブロークン・アロウ
    • ロッド・スチュワート - アルバム『ヴァガボンド・ハート』(1991年)に収録[19]
    • スウィートハーツ・オブ・ザ・ロデオ英語版 - アルバム『Rodeo Waltz』(1993年)に収録[20]

参加ミュージシャン

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脚注

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