トップQs
タイムライン
チャット
視点
ロメオとジュリエット (ヌレエフ)
ウィキペディアから
Remove ads
ルドルフ・ヌレエフによる『ロメオとジュリエット』(英: Romeo and Juliet)は、セルゲイ・プロコフィエフの同名音楽を使用したバレエ作品である。1977年6月2日にロンドン・コロシアムで初演された。
背景
ルドルフ・ヌレエフは、1965年にコヴェント・ガーデンのロイヤル・バレエ団でケネス・マクミラン版『ロメオとジュリエット』の初演キャストとしてロメオ役を演じていた。1977年にヌレエフはロイヤル・バレエ団を去り、ロンドン・フェスティバル・バレエ団(現イングリッシュ・ナショナル・バレエ団)によるエリザベス2世女王の銀婚記念公演のために本作を振り付けた[1][2][3]。1977年6月2日にロンドン・コロシアムで初演され、パトリシア・ルアンヌがジュリエット、ヌレエフがロメオを演じた。この作品は現在でもイングリッシュ・ナショナル・バレエ団のレパートリーとして残っている[2]。
後にスカラ座バレエ団で蘇演され、カルラ・フラッチをジュリエット、ヌレエフをロメオに充てて1980年12月20日から上演された[4]。1983年にはキャピュレット夫人にマーゴ・フォンテインを迎えて収録され、イタリアとイギリスで放映された[5]。
さらに1984年にはモニク・ルディエールとパトリック・デュポンを主役としてパリ・オペラ座バレエ団でも上演された[4]。こちらは1995年にジュリエットをルディエール、ロミオをマニュエル・ルグリが演じた公演の模様が収録され、DVDとして発売されている。
Remove ads
初演キャスト
- パトリシア・ルアンヌ:ジュリエット
 - ルドルフ・ヌレエフ:ロメオ
 - ニコラス・ジョンソン:マーキューシオ
 - ヨナス・カゲ:ベンヴォーリオ
 - フレデリク・ヤーン=ヴェルナー:ティボルト
 - エリザベス・アンダートン:ジュリエットの乳母
 
1980年ミラノ公演キャスト
1984年パリ公演キャスト
- モニク・ルディエール:ジュリエット
 - パトリック・デュポン:ロメオ
 - シリル・アタナソフ:ティボルト
 - ジャン=ピエール・フランチェッティ:マーキューシオ
 - ローラン・イレール:パリス
 - イヴェット・ショヴィレ:キャピュレット夫人
 
1995年パリ公演キャスト(DVD収録)
- モニク・ルディエール:ジュリエット
 - マニュエル・ルグリ:ロメオ
 - シャルル・ジュド:ティボルト
 - リオネル・ドラノエ:マーキューシオ
 - ウィルフリード・ロモリ:ベンヴォーリオ
 - ジョゼ・マルティネス:パリス
 - カリン・アヴェルティ:ロザライン
 - クロティルド・ヴァイエ:キャピュレット夫人
 - オリヴィエ・パテ:キャピュレット
 - アニー・カルボネル:ジュリエットの乳母
 
出典
参考文献
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads