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ロメオとジュリエット (ヌレエフ)
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ルドルフ・ヌレエフによる『ロメオとジュリエット』(英: Romeo and Juliet)は、セルゲイ・プロコフィエフの同名音楽を使用したバレエ作品である。1977年6月2日にロンドン・コロシアムで初演された。
背景
ルドルフ・ヌレエフは、1965年にコヴェント・ガーデンのロイヤル・バレエ団でケネス・マクミラン版『ロメオとジュリエット』の初演キャストとしてロメオ役を演じていた。1977年にヌレエフはロイヤル・バレエ団を去り、ロンドン・フェスティバル・バレエ団(現イングリッシュ・ナショナル・バレエ団)によるエリザベス2世女王の銀婚記念公演のために本作を振り付けた[1][2][3]。1977年6月2日にロンドン・コロシアムで初演され、パトリシア・ルアンヌがジュリエット、ヌレエフがロメオを演じた。この作品は現在でもイングリッシュ・ナショナル・バレエ団のレパートリーとして残っている[2]。
後にスカラ座バレエ団で蘇演され、カルラ・フラッチをジュリエット、ヌレエフをロメオに充てて1980年12月20日から上演された[4]。1983年にはキャピュレット夫人にマーゴ・フォンテインを迎えて収録され、イタリアとイギリスで放映された[5]。
さらに1984年にはモニク・ルディエールとパトリック・デュポンを主役としてパリ・オペラ座バレエ団でも上演された[4]。こちらは1995年にジュリエットをルディエール、ロミオをマニュエル・ルグリが演じた公演の模様が収録され、DVDとして発売されている。
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初演キャスト
- パトリシア・ルアンヌ:ジュリエット
- ルドルフ・ヌレエフ:ロメオ
- ニコラス・ジョンソン:マーキューシオ
- ヨナス・カゲ:ベンヴォーリオ
- フレデリク・ヤーン=ヴェルナー:ティボルト
- エリザベス・アンダートン:ジュリエットの乳母
1980年ミラノ公演キャスト
1984年パリ公演キャスト
- モニク・ルディエール:ジュリエット
- パトリック・デュポン:ロメオ
- シリル・アタナソフ:ティボルト
- ジャン=ピエール・フランチェッティ:マーキューシオ
- ローラン・イレール:パリス
- イヴェット・ショヴィレ:キャピュレット夫人
1995年パリ公演キャスト(DVD収録)
- モニク・ルディエール:ジュリエット
- マニュエル・ルグリ:ロメオ
- シャルル・ジュド:ティボルト
- リオネル・ドラノエ:マーキューシオ
- ウィルフリード・ロモリ:ベンヴォーリオ
- ジョゼ・マルティネス:パリス
- カリン・アヴェルティ:ロザライン
- クロティルド・ヴァイエ:キャピュレット夫人
- オリヴィエ・パテ:キャピュレット
- アニー・カルボネル:ジュリエットの乳母
出典
参考文献
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