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ロンリー・ハート

イエスのアルバム ウィキペディアから

ロンリー・ハート
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ロンリー・ハート』(90125)は、1983年に発表されたイエスアルバム。1980年に解散した彼等が1983年に再結成して、最初に発表したアルバムである。

概要 『ロンリー・ハート』, イエス の スタジオ・アルバム ...

1970年代のプログレッシヴなサウンドとは打って変わったポップな作風が話題になった。

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概要

メンバーはジョン・アンダーソン(ボーカル)、クリス・スクワイア(ベース、ボーカル)、トレヴァー・ラビン(ボーカル、ギター)、アラン・ホワイト(ドラムス)、トニー・ケイ(キーボード)の5人。ただしケイはレコーディングに殆ど参加しておらず、スタジオ・ミュージシャンのチャールズ・オリンズがキーボードの殆どを弾いている[要出典][注釈 1]。前作『ドラマ』(1980年)でボーカルを担当した元メンバーのトレヴァー・ホーンがプロデュースを手掛けている。

プログレッシブ・ロックの代表格の一つだった1970年代の代表作『こわれもの』(1971年)や『危機』(1972年)とは大きく異なり、サウンドはポップでモダンなロックに仕上がっており、歌詞は単純明快で具体的なものになった。このような変化を象徴する楽曲が、アルバムの邦題になった「ロンリー・ハート」(Owner Of A Lonely Heart)である。同曲では共作者に名を連ねる音楽プロデューサーのホーンによるサンプリング、リバーヴの処理、オーケストラル・ヒットが持ち味を与えており、イエスの楽曲で初めて全米Billboard Hot 100の1位を獲得して[1][注釈 2]、アルバムのヒットを牽引した。

アルバム・ジャケットも簡素なデザインになり、ロジャー・ディーンによるイエスのロゴマークが姿を消した。

原題の「90125」はアトコ・レコードから発売された当時のレコードの品番で、深い意味はない。

本作の成功を受けて、次作『ビッグ・ジェネレイター』(1987年)も同じ音楽性を打ち出したが、セールス的にはそれほど成功しなかった。

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エピソード

収録曲

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リマスター盤ボーナス・トラック

2004年にCDのリマスター盤が発売された。音質の向上が図られている他、以下のボーナス・トラックが追加収録されている。

  1. リーヴ・イット(シングル・ミックス) - "Leave It" (Single Remix)
  2. メイク・イット・イージー - "Make It Easy"
  3. イット・キャン・ハプン(シネマ・ヴァージョン) - "It Can Happen" (Cinema Version)
  4. イッツ・オーヴァー - "It's Over"
  5. ロンリー・ハート(エクステンデッド・リミックス) - "Owner Of A Lonely Heart" (Extended Version)
  6. リーヴ・イット(ア・カペラ・ヴァージョン) - "Leave It" (A Capella Version)

参加メンバー

脚注

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