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ローク・サバー
インドの下院議会 ウィキペディアから
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ローク・サバー(ヒンディー語: लोक सभा, Lok Sabha)は、インドの連邦議会を構成する議院(下院)。英語名称では"House of the People"(人民院)[2]。
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議院構成
- 設置年:1950年
定数
545
選挙
(憲法第81条、第334条):
- 543人: 単純小選挙区制。ただし、指定カースト(84議席)、指定トライブ(47議席)の議席については、各州・連邦領の人口比例に基づいて留保。
また、2023年9月21日に全議席の3分の1を女性に留保する法案が連邦議会で可決され、181議席(その内、指定カースト向けが28議席、指定トライブ向け16議席を含む。)が留保されることとなったが、実際に適用するには2019年コロナウイルス感染症流行により遅れている国勢調査を完了する必要があるため、早くても2026年以降となっている[3][4][5]。
かつては、アングロ・インディアン(父親もしくは父方先祖がヨーロッパ人であり、インドで生まれて暮らしている国民)から大統領が2議席指名できたが、2020年に施行された2019年憲法(第104次改正)法により廃止された[5]。
選挙資格と被選挙資格
- 選挙権者:18歳以上のインド公民。ただし、(1) 無住居、(2) 精神不健全、(3) 犯罪・破廉恥・不法行為の理由で欠格とされる者は除く(憲法第326条)
- 被選挙権者:25歳以上のインド公民(憲法第84条a号・b号)。ただし、(1) ラージヤ・サバー(以下、「上院」とする)議員・州議会議員、(2) ローク・サバー(以下、「下院」とする)の許可無く、60日間下院の会議を欠席した者、(3) 大臣以外の報酬を伴う職に在る者、(4) 心神耗弱者、(5) 破産者、(6) 自らの意思で外国の公民権を獲得した者、などは、被選挙権を剥奪される(憲法第101条、第102条)。
任期
5年(解散あり)。ただし、非常事態布告が施行されている間は、国会が法律で1回につき1年を超えない限度において延長することができる。いかなる場合においても、布告の失効後6月以上にわたって延長することはできない。(憲法第83条第2項)
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議院権限
下院の優越的権限
両院同等の権限
- 金銭法律案以外の法律案:両院のいずれからも先議ができる(憲法第107条第1項)。
- 憲法改正法律案:両院のいずれからも発案ができる。憲法改正は、両議院それぞれで、(1) 総議員過半数、(2) 出席・投票する議員の3分の2、の双方の条件を満たして法律案が可決され、大統領が認証した場合に成立する。ただし、大統領選挙や国会における州代表に関する事項等を改正する場合には、両院での可決後、2分の1以上の州議会の承認が必要である(憲法第368条第2項)。
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過去の選挙結果
要約
視点
2024年総選挙
- 実施日:2024年4月19日-6月1日(地域ごとに投票日をずらして行われた。)
・2024年6月22日現在
出典:ECI
2019年総選挙
- 実施日:2019年4月11日-5月19日(地域ごとに投票日をずらして行われた。)
・2020年1月13日現在
- 出典: ローク・サバー公式サイト 第17回ローク・サバ― 議会政党別リスト[8]
2014年総選挙
- 実施日:2014年4月7日-5月12日(地域ごとに投票日をずらして行われた。)
- 出典 IPU "India LAST ELECTIONS", 『月刊インド』2014年6月号13頁
2009年総選挙
- 実施日:2009年4月16日、4月22-23日、4月30日、5月7日、5月13日(地域ごとに投票日をずらし五段階で行われた。)
- 出典 広瀬・北川・三輪(2011)
2004年総選挙
- 実施日:4月20日~5月10日
- 結果(第1ラウンド分のみ):インド国民会議派146、インド人民党137、インド共産党マルクス主義派43、サマジワディ党37、その他の各政党23、大衆社会党18、インド共産党10など
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備考
前期に下院議長を務めたソームナート・チャタルジー(父親はRSSやインド人民党の前身をつくったN.C. Chatterjee)はインド共産党マルクス主義派である。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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