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一峰大二
日本の漫画家(1935−2020) ウィキペディアから
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一峰 大二(かずみね だいじ、1935年12月19日 - 2020年11月27日[1])は、日本の漫画家。本名:寺田 国治(てらだ くにはる)。
略歴
東京都荒川区出身。敗戦を疎開先の福島県石川町で迎える。絵物語作家、岡友彦(歌川大雅[2])の弟子を経て、1956年に『なぞのからくり屋敷』(「てらだくにじ」名義)[3]でデビュー[4]。
1960年代から1970年代にかけて、多くの特撮ヒーロー作品のコミカライズを手がけており、特にピー・プロダクションの作品の大半を漫画化している。中でも『スペクトルマン』への思い入れは強く、1999年に角川書店から復刻された単行本に加筆を施したり、2006年には後日談を発表したりしている[4]。
2005年、『画業半世紀一峰大二大全集』で第34回日本漫画家協会賞特別賞を受賞[4]。
2008年制作の『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』の陣中見舞いに訪れ、スタッフに感激されている[5]。
2017年、コミックマーケット93にて『電人アロー』の新作120ページを発刊する[6]。
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人物
主な作品
要約
視点
#外部リンクの「一峰大二 Daiji KAZUMINE」にも「一峰大二作品年表」あり。
- なぞのからくり屋敷(『少年』付録、1956年) - デビュー作。「てらだくにじ」名義)[3][10][11]
- 名探偵 ちょん太(『少年』、1956年)[12]
- 大菩薩峠(原作:中里介山、金園社、1958年頃)[13][14]
- 天竜虹太郎(『野球少年』3月号付録、1958年)[15]
- 野球横丁(『野球少年』、1958年)[12]
- 野球少年(『野球少年』、1958年-1959年)[16][17]
- 事件カメラマン(『痛快ブック』、1959年-未詳)[12]
- スーパージャイアンツ(原作:宮川一郎原作、『ぼくら』別冊付録、1959年)[12]
- 卜伝くん(『冒険王』、1959年-1962年)[18][19][20][21] - テレビドラマ化された[22]。
- 七色仮面(原作:川内康範、『ぼくら』、1959年7月号-1960年9月号)[23][24][25]
- 走れ!ドルフィン(『中学生の友 1年』、1960年頃)[26]
- 謎の潜水艦(きんらん社、1960年)[27]
- ガンボーイ(『冒険王』、1960年-未詳)[12]
- 白馬童子 (原作:巌竜司、『冒険王』、1960年2月号-10月号)[28]
- どんがら がん坊(『ぼくら』1960年10月号-1961年5月号)[29]
- ナショナルキッド(原作:貴瀬川実、『ぼくら』1960年7月号-1961年12月号)[30][31][32]
- 宇宙人マッハ(原作:棟明郎、『少年』、1960年-1962年)[33][34][12]
- シルバー・ホーク(『まんが王』、1961年頃)[35][15]
- 鉄腕マキ : 少年プロレス王(『まんが王』、1961年-未詳)[36][12]
- ゴロッペ名探偵(『別冊少年サンデー』1961年夏休み号)[28]
- きえる宇宙島(『ぼくら』、1962年)[37]
- 黒い秘密兵器(原作:福本和也、『週刊少年マガジン』、1963年-1965年)
- パトロールX(『少年キング』、1964年)[38][12]
- 忍法十番勝負(『冒険王』、1964年) - 横山光輝、白土三平ら10人による連作[39]
- 電人アロー(『少年』、1964年-未詳)[40][12] - 1965年頃に東京ムービーによってテレビアニメのパイロットフィルムが制作されたが、放送には至らなかった。フィルムは現存し、2014年8月3日のアニマックスの特番「TMSアニメ50年のDNA」内で放映された。
- ミサイルマン マミー(原作:久米みのる、『週刊少年マガジン』、1966年)[41][42][43]
- 閃光マック(『少年』、1966年-未詳)[44][45]
- どろんこエース(『少年画報』、1966年1月号-1967年12月号)[46][47][48]
- ウルトラシリーズ
- キングコング(原作:高森朝雄、『週刊少年マガジン』、1967年頃)[53][12]
- 甲子園の土(原作:梶原一騎、『少年画報』1968年-未詳)[54][55][56]
- ヒョウと兵隊(原作:成岡正久、『小学四年生』1月号、1968年)[57]
- 血ぞめの少年医師――オーストラリアでほんとうにあった勇気の物語(『小学四年生』3月号、1968年)[58]
- 歴史まんが 竜よ、あしたは(原作:相良俊輔、『小学五年生』4月号-7月号、1968年)[59][60][61][62]
- 一発カン太(『小学四年生』、1968年-1969年)[63]
- ジョー90(『ぼくら』、1969年頃)[64] - 英国の特撮人形劇のコミカライズ
- ケニアの魔王(『小学四年生』5月号、1969年)[65]
- プロレス悪役シリーズ(原作:真樹日佐夫、『冒険王』1969年1月号-1970年12月号)[66][67][68][69]
- 悲しみの島(『小学五年生』9月号付録、1969年)[15]
- クオレ物語(講談社、1970年)[70]
- キングZ(『小学四年生』『小学五年生』、1970年-1972年)[71][72][73]
- 宇宙猿人ゴリ → スペクトルマン(原作:うしおそうじ、『たのしい幼稚園』、1971年頃[74][75])
- 直球野郎(ストレートやろう)(『小学四年生』1971年)[76]
- 快傑ライオン丸(原作:うしおそうじ、『冒険王』、1972年頃)[77]
- ミラーマン(『小学四年生』、1972年-1973年)[78]
- ファイヤーマン(『小学四年生』1月号-3月号、1973年)[79]
- チビのばかやろう!!(『小学三年生』3月号『小学四年生』4月号、1973年)[80]
- 牛っ子ケン(『小学四年生』5月号、1973年)[81]
- 飛べ!モンジロウ(『小学四年生』6月号、1973年)[82]
- かけろ!いつまでも(『小学四年生』7月号、1973年)[83]
- ぼくのクマゴロウ(『小学四年生』8月号、1973年)[84]
- 風雲ライオン丸(原作:うしおそうじ、『冒険王』、1973年頃)[85]
- イナズマン(原作:石森章太郎、『小学四年生』1973年-1974年)[86]
- 鉄人タイガーセブン(原作:うしおそうじ、『冒険王』、1974年頃)[87]
- 電人ザボーガー(原作:うしおそうじ、『冒険王』、1974年-未詳)[45]
- 巨人軍101のひみつ : まんがでわかる巨人軍(小学館、1976年)[88]
- ブロッカー軍団IVマシーンブラスター(『冒険王』、1976年8月号-1977年2月号)[89]
- 動物天使(『少年チャレンジ』、1979年)[90]
- 坊っちゃん(原作:夏目漱石、構成:辻真先、暁教育図書、1987年)[91][92]
- 羅生門・地獄変(原作:芥川龍之介、構成:塚本裕美子、暁教育図書、1988年)[93]
- ゴジラ再び 地球防衛決戦(JICC出版『THEゴジラCOMIC』収録、1990年、ISBN 4-88063-792-0)[94][95][96]
- 織田信長の経済学(勁文社、1992年、ISBN 4-7669-1535-6)[97][98]
- 法政青春物語(中経出版、1993年、ISBN 4-8061-0669-0)[99]
- 怪盗ルパンシリーズ(原作:モーリス・ルブラン、くもん出版)[100]
- 1.ルパンの逮捕(1997年、ISBN 9784774301723)
- 2.ふしぎな旅行者(1997年、ISBN 9784774301730)
- 3.女王の首飾り(1998年、ISBN 9784774301747)
- 4.ハートの7(1998年、ISBN 9784774301754)
- 5.ブロンドの貴婦人(1998年、ISBN 9784774301761)
- キャプテン・スカーレット[疑問点][要出典]
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アシスタント
関連書籍
- いきなり最終回 PART1(1990年 JICC出版局) - 『黒い秘密兵器』の最終回を掲載。一峰のコメントもあり。
脚注
外部リンク
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