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一式七粍九旋回機銃
大日本帝国海軍の軍用機に搭載された機関銃(航空機関銃) ウィキペディアから
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一式七粍九旋回機銃(いっしきななみりきゅうせんかいきじゅう)は、大日本帝国海軍の軍用機に搭載された機関銃(航空機関銃)である。陸軍の九八式旋回機関銃同様、MG 15 機関銃のライセンス生産品。
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開発・運用
1940年(昭和15年)6月、陸軍の九八式旋回機関銃が仮制式に制定された。これはドイツのラインメタル社のMG 15 機関銃をライセンス生産したもので、MG15は従来の九二式七粍七旋回機銃に比べ発射速度が速く、命中精度が良く、弾丸威力も高かった。
陸軍の採用もあり、海軍では1941年(昭和16年)3月に陸軍から図面を譲渡してもらい、国産化を図った[2]。翌1942年(昭和17年)3月に制式採用され、同年4月から量産に入った[2]。1943年(昭和18年)4月から彗星の銃座に装備が開始された[2]ほか、1944年(昭和19年)に採用された彩雲に搭載された[3]。
小型機用の旋回機銃として二式十三粍旋回機銃(ドイツのMG 131 機関銃のライセンス生産品)が開発され次第、逐次交換される予定であったが、この機銃の出現が遅れたため、終戦まで小型機用の旋回機銃の主力であった。[2]
オリジナルのMG15や陸軍の九八式と異なり、フロントグリップが追加されているなど若干の形状の違いがある。
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使用弾薬
使用弾薬は7.92x57mmモーゼル弾である[注釈 1]。弾種は普通弾、徹甲弾、曳光弾、焼夷弾一型、焼夷弾二型(炸裂弾)がある[1]。
脚注
参考文献
関連項目
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