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三菱ふそう・エアロミディ

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三菱ふそう・エアロミディ
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エアロミディ(Aero Midi)は、三菱ふそうトラック・バスが製造・販売していた中型(一部小型)バスである。路線仕様と観光自家用仕様があり、主に車幅2.3mで全長9mの中型バスと7mの小型バスを展開したが、シリーズ途中からは全長10.5mクラスの長尺(大型)車もラインナップに加わった。

三菱ふそう・エアロミディ
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エアロミディMK 京成バス(上)とエアロミディME(CNG仕様車) 国際興業(下)

概要

1986年、それまで展開していた中型バスシリーズと、新たに加えた7m小型バスを含めて「エアロミディ」の愛称が与えられた。

2004年の新排出ガス規制に国土交通省の標準仕様にあわせるため、路線用MJ(7m)は廃止されてMK(9m)へ統合された。三菱リコール隠しによる国土交通省の制裁措置により、2004年9月1日から発売が中止、2004年9月28日に型式審査が完了し、国土交通省から販売を許可されたため、順次販売を再開している。

排ガス規制のため2007年8月で全モデルとも一旦製造終了となり、2008年1月よりUDトラックス(旧:日産ディーゼル)からOEM供給を受け、エアロミディ-Sとして再び販売され、2010年8月まで製造されていた。2010年8月に西日本車体工業が解散となったため、エアロミディ-Sは生産終了となった。

エアロミディ-Sの生産終了から1年ほどの空白期間の後、2011年12月7日に路線用9mの生産再開を発表。約4年振りに三菱と純正車体との組み合わせが復活した。 2012年9月6日より、ECE規制を適合させた新モデルを発売した[1]

トランスミッションは、路線バス用は5速FCT(フィンガーコントロールトランスミッション)とトルコン式5速オートマチックが設定されていたが、2012年の生産再開から6速FCTのみとなった。 観光バス用は6速パワーシフト(ロッドシフト)が標準。メーカーオプションで6速FCTとトルコン式5速オートマチックも設定されていた。

2017年にはエアロミディシリーズで最後まで製造されていたエアロミディMKのTKG-MK27FHが販売終了となった[2]

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バリエーション

要約
視点

詳細は各仕様の記事を参照。

全長10.5m・車幅2.3m

全長9m・車幅2.5m

全長9m・車幅2.3m

全長7m・車幅2.3m

  • 路線仕様・観光仕様
    • エアロミディMJ
      本モデルをベースに全長を9mに延長したエアロノーステップミディと警察仕様がある。

全長7m・車幅2m

ラインナップ

エアロミディの車名がついた1986年以降のラインナップの変遷は以下のとおり。

さらに見る 観光仕様, 1986年発売 ...
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脚注

関連項目

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