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三越劇場

三越日本橋本店本館にある劇場 ウィキペディアから

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三越劇場(みつこしげきじょう、英語Mitsukoshi Theater)は、三越日本橋本店の本館6階にある劇場である。

概要 三越劇場 Mitsukoshi Theater, 情報 ...

概要

収納できる座席数は最大514席で、1927年昭和2年)に「三越ホール」という名称で開場。開場の当初は、歌舞伎や新劇の劇団興行が催されていて、古典芸能大衆娯楽の復興に貢献した。第二次世界大戦中の一時閉鎖を経て、終戦翌年の1946年昭和21年)から、施設名を「三越劇場」に改めたうえで営業を再開している。

三越ホール」時代からの通算で開場90周年に当たる2017年平成29年)には、加藤拓也が脚本と演出を手掛けた舞台作品『壁蝨』(だに)を上演。初演日(8月30日)時点での加藤の年齢は23歳8ヶ月で、正式な記録は残っていないものの、関係者によれば「当劇場で上演された作品の脚本家・演出家としては歴代最年少」とされている[1]

主な公演

定期的に行われている三越名人会や、三越落語会、毎年夏休み冬休みに行われている劇団東少[2]の三越夏休みファミリー劇場が行われている。

ギャラリー

三越大阪店内の「三越劇場」

三越は、かつて大阪市内で営業していた大阪店の旧館でも、同名の劇場兼映画館を運営していた。旧館は地下1階・地上8階の洋風建築で、1917年大正6年)の営業開始当初から使用。館内の「三越劇場」では上方落語の高座なども催されていたが、1995年平成7年)の阪神・淡路大震災発災を受けて旧館が解体されることに伴って、閉館を余儀なくされた。阪神・淡路大震災の震源(兵庫県淡路島北部)から遠く離れているにもかかわらず、かねてから老朽化が進んでいた旧館の外壁に亀裂が入ったほか、館内の各階で水漏れなどが発生したことによる。

これに対して、三越は旧館の敷地内に平屋建ての新館を建設。この新館で1996年平成8年)5月から大阪店の営業を再開した。もっとも、新館は劇場を併設しておらず、大阪店自体も2005年平成17年5月5日に閉店している。

脚注

関連項目

外部リンク

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