三重看護衛生短期大学

「三重県立看護短期大学」とは異なります。

三重看護衛生短期大学（みえかんごえいせいたんきだいがく）および両国学園女子短期大学(りょうごくがくえんじょしたんきだいがく)は、三重県桑名市志知字東山2839番地において^{[注 1]}1967年以降に設置計画があったが開校しなかった日本の私立短期大学である。

三重看護衛生短期大学
設立予定年	1967年
学校種別	私立
設置者	学校法人両国学園[注釈 1]
本部所在地	三重県桑名市志知字東山2839番地[注釈 2]
学部	看護科 衛生技術科

概要

• 三重県桑名市に設置される予定のあった日本の私立短期大学で、その計画元は学校法人両国学園^{[注釈 1]}。
• 1966年文部省^{[注 2]}に設置認可に関する申請を行う。学科数2、入学総定員200名を計画していたことが判明している^[5]。しかし、不認可となり一旦取り下げる。
• 1967年に両国学園女子短期大学名義で再申請^{[注 3]}。
• 校舎の造成がほぼ完成するも、しかしながらまたしても文部省より設置認可が下りず、開学に至らなかった^{[注 4]}。遊休地となった跡地は、県立高等学校の新設に充当される形で、1971年12月に三重県教育委員会の関係者により買収され、三重県立桑名西高等学校の校舎に転用された^{[注 5]}

設置予定地

• 三重県桑名市志知字東山2839番地^{[注釈 2]}。

設置予定だった学科

• 看護科^{[注釈 3]}
• 衛生技術科^{[注釈 3]}

関連項目

• 愛知黎明高等学校^{[注釈 4]}
• 愛知医科大学^{[注釈 4]}

注釈

注釈グループ

1. 出典^[2]同学校法人は、当時愛知県海部郡弥富町に本部を置き、弥富高等学校を経営していた^[3][4]。
2. 三重県立桑名西高等学校の現在地^[1]。
3. 入学定員100名^[5][6][7]
4. 設置計画があった短期大学の設置計画元が学校法人両国学園であったことから

補足

1. 出典^[1]
2. 現在の文部科学省。
3. 出典^[6][7]。
4. 存廃の短期大学について全てを記載した事実上の最新資料にも記載がないため^[8][9]。設置を断念した理由として、教授が揃っていなかったことによるものといった旨の記載がある。ちなみに桑名女子短期大学という仮称もあった^[10]。1967年12月1日において、両国学園女子短期大学の実習病院を確保するため、当時の文部大臣である灘尾弘吉に誓約書を提出していたという記録もある^[11]。
5. 出典^[12][1]。