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三門原子力発電所

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三門原子力発電所 (中国語: 三门核电站)は中華人民共和国浙江省台州市三門県に建設中の原子力発電所。1号機と2号機の着工は2008年2月26日に行われ、3号機と4号機の建設は2009年に始められることが計画されていた[3][4]。当初計画では1号機は2013年、それ以外の3機は2014年から2015年に送電網に同期する予定であったが遅れている。1号機は2018年9月21日[5]、2号機も2018年11月6日[6]に商業運転に移行した。

概要 三門原子力発電所, 国 ...
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概要

三門原発は東芝の子会社ウェスチングハウス・エレクトリック・カンパニーが開発したAP1000の世界初[7]の導入である。計画開始の公表はウェスチングハウスが入札コンテストで他の企業に勝ってからおよそ12ヵ月後に行われた。新炉のための契約にはウェスチングハウスの少数株主のショー・グループも含まれた。ショー・グループはエンジニアリング、調達、試運転、情報管理とプロジェクト管理サービスを提供する[8]。最初の2基の費用は400億人民元(約59億US$)以上と見積もられている[9]

1号機のための掘削は2008年に始まった。縦孔の品質は計画より67日間前倒しで認定され[10]、2009年4月19日に1号機の建設が開始され、最初の5,200立方メートルのコンクリートが打設された。式典には国家核電技術有限公司(SNPTC)の王炳華とウェスチングハウスのCEO アリス・カンドリスが出席した[11][12]。2号機のコンクリート打設は2009年12月15日に始まり、国家核電技術有限公司は計画が6週前倒しで進められていると公表した。これは2014年の6月に運営を開始できることを意味している[13]

実際には建設は遅れており、2015年10月31日になってようやく1号機の圧力容器耐圧テストが完了した[14]。この時点で1号機の運転開始は2016年9月の予定であったが、ここからさらに遅れて2018年6月21日にようやく初臨界を達成し[15]、6月30日には送電網に同期[16]、9月21日に商業運転に移行した[5]。続いて2018年8月17日には2号機も初臨界を達成し[17]、8月24日に送電網に同期[18]、11月6日に商業運転に移行[6]した。

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関連項目

外部リンク

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