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中澤日菜子

日本の小説家、劇作家 ウィキペディアから

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中澤 日菜子(なかざわ ひなこ、1969年3月11日[1] - 2025年3月23日)は、日本劇作家小説家

概要 中澤 日菜子(なかざわ ひなこ), 誕生 ...

東京都出身[2]慶應義塾大学文学部卒業[3][4]日本劇作家協会会員[1]

経歴

劇作家として

高校生のときに演劇を始める[5]1988年、不等辺さんかく劇団を旗揚げする[6]。同劇団の作・演出を務める[6]。大学卒業後は、出版社勤務の傍ら劇作を継続する[6]。出産をきっかけとして、2001年に退社、劇作家専業となる[6]2007年、戯曲「ミチユキ→キサラギ」で第3回仙台劇のまち戯曲賞大賞を受賞する[7]。2009年、「石灯る夜」が日本劇作家協会新人戯曲賞最終選考に選出。2012年、戯曲「春昼遊戯」で第4回泉鏡花記念金沢戯曲大賞優秀賞を受賞する[7]

小説家として

2012年ころより小説の執筆を始める[6]2013年、「柿の木、枇杷も木」で第8回小説現代長編新人賞を受賞する[8]2014年、同作を『お父さんと伊藤さん』に改題し刊行、小説家デビューを果たす[9]

2025年3月23日、脳幹出血のため沖縄県石垣市の病院で死去した。56歳没[10]

人物

好きな作家として、ドン・ウィンズロウ梨木香歩を挙げている[11]。 好きな落語家として、立川談春を挙げている[11]。「演劇出身のためか、読者をなるべく飽きさせたくない。自然に気持ちよく笑わせる作品を書くことはとても難しいが、そういう笑いを提供できる作家になりたい」との旨を語っている[2]

作品リスト

戯曲

  • 菜の花狩りに日は続き(2005年、『短編戯曲コンクール最終候補作品集』〈2005年3月、日本劇作家協会〉所収)
  • ミチユキ→キサラギ(2007年11月、仙台市市民文化事業団
  • 石灯る夜(2009年、『優秀新人戯曲集 2010』〈2009年12月、ブロンズ新社〉所収)
  • 春昼遊戯(2012年)

長編小説

短編小説集

  • 星球(2015年7月 講談社)

短編小説

「」内が収録されている中澤日菜子の作品

  • 星球(『短篇ベストコレクション 現代の小説 2015』〈2015年6月、徳間文庫〉所収)
  • ユウマ(『きみは嘘つき』〈2017年8月、ハルキ文庫〉所収)

連載

映像化作品

映画
ドラマ

脚注

関連項目

外部リンク

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