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中野駅前大盆踊り大会

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中野駅前大盆踊り大会(なかのえきまえだいぼんおどりたいかい)は、東京都中野区中野駅周辺で開催される盆踊り大会である。

主催者は当初、中野区民謡連盟。後に、中野駅前大盆踊り大会実行委員会。

概要

地元の中野音頭を広めようと中野区民謡連盟が中心となり「地域の唄を地域の人間で唄い奏で踊る」をコンセプトに企画された盆踊り大会である。

初開催は2013年(平成25年)、会場は中野駅北口暫定広場。[1]

2019年(令和元年)から会場を中野セントラルパーク内 パークアベニューに移したことで規模が拡大。イベントの内容も日本全国の民謡盆踊りの生演奏・生歌にゲストやDJによるステージイベント、ディスコ、洋楽やロックの音楽要素も加わるなど年々変化。次第に大規模な音楽フェスティバル、夏フェスの様相を呈するようになった[2]

歴史

要約
視点
  • 2013年(平成25年)8月2日、8月3日 - 第1回。会場は中野駅北口暫定広場。
  • 2014年(平成26年)8月1日、8月2日 - 第2回。
  • 2015年(平成27年)7月31日、8月1日 - 第3回。
  • 2016年(平成28年)7月29日、7月30日 - 第4回。会場は中野サンプラザ前広場、区役所前広場へ変更。
  • 2017年(平成29年)7月28日、7月30日 - 第5回。会場は中野駅北口暫定広場へ変更。7月29日は雨により、7月30日に順延された。
  • 2018年(平成30年)8月13日、8月14日 - 第6回。会場は中野サンプラザ前広場[3]。ディスコ盆踊りの中から盆ジョヴィ(後述)が始まる。この年の来場者数は約のべ4000人。
  • 2019年(令和元年)8⽉11⽇、8月12日 - 第7回。会場は中野セントラルパーク内 パークアベニューへ変更[4]
  • 2020年(令和2年)8月15日、8月16日 -第8回。 新型コロナウイルス感染症の拡大により屋外での開催を断念。室内で100人ほどが踊り、インターネットで動画配信する方式となった。翌年も同様の形式で実施[5]
  • 2021年(令和3年)10月31日- 第9回。
  • 2022年(令和4年)8月6日、8月7日 - 第10回。感染症対策が講じられる中で3年ぶりの屋外開催。2日間でのべ5万人が来場[6]
  • 2023年(令和5年)8月5日、8月6日 - 第11回。
  • 2024年(令和6年)8月3日、8月4日 - 第12回。2日間でのべ7万5000人が来場[7]
  • 2025年(令和7年)8月2日、8月3日 - 第13回。前夜祭のピンク盆踊りが物議を醸す(後述)。

盆ジョヴィ 

盆ジョヴィ / 盆ジョビィ / 盆ジョビ の表記ゆれがある。2018年(平成30年)第6回大会で、ボン・ジョヴィのヒット曲「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」に乗った盆踊りが行われると[8]、動画がインターネットを通じて拡散。テレビの情報番組でも「盆ジョヴィ」として取り上げられるようになった。これにボン・ジョヴィ本人も反応。2024年(令和6年)大会には、公式ボン・ジョヴィアンバサダーなかやまきんに君がゲスト参加した[9]

ピンク盆踊り (2025年)

2025年(令和7年)大会では、前夜祭をピンク盆踊り大会と称して開催。「イチモツ音頭」など性的表現を含む踊りがセクシー女優らが参加する中で行われたほか、アダルトビデオの撮影で使用されるマジックミラー号の展示も行われた。近隣の住民より、中野区が後援するイベントであること、また、会場の一部が公有地であり不適切だとする抗議の声があがり、同年8月8日には中野区役所と中野セントラルパークの管理者である東京建物からも大会実行委員会に対して抗議文の送付が行われた[10][11]。これに対して委員会側は深くお詫びするとした謝罪文をホームページに掲載した[11][12]

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参考文献

  • 大石始 『盆踊りの戦後史 「ふるさと」の喪失と創造』 pp.202-204 2020年12月 筑摩書房 ISBN 978-4-480-01719-2
  • 佐藤智彦 『東京盆踊り天国 踊る・めぐる・楽しむ』 pp.226-229 2022年7月 山と渓谷社 ISBN 978-4-635-24126-7

脚注

関連項目

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