トップQs
タイムライン
チャット
視点
トーヨーベンディング
日本の自動販売機オペレーター ウィキペディアから
Remove ads
トーヨーベンディング株式会社は、愛知県名古屋市西区見寄町に本社を置き、カップ式コーヒー自動販売機「ミル挽き珈琲」(ミルびきコーヒー)などの飲料自動販売機事業を展開する企業である。

事業
自動販売機
主力の「ミル挽き珈琲 アドマイヤ」(ミルびきコーヒー アドマイヤ)は、自動販売機内部で豆をコーヒーミルで挽き、ドリップする過程が、『コーヒールンバ』[1]を背景音楽にしてリアルタイムでモニター画面に映し出される。紙コップに注がれた珈琲は、自動で蓋をして提供される[2]。高速道路のサービスエリア・パーキングエリアや病院、東海道新幹線の各駅のほか、映像と背景音楽を省略した機種がオフィス等に設置されている[3]。
会社概要
「ミル挽き珈琲」をはじめとする飲料自動販売機の企画・開発・設置・運営を行う。現法人の設立は2021年7月。
1969年に創業[4]、1970年1月に法人設立[4][5]。1988年には病院向けテレビカード事業に進出[5]。
2009年2月期には約165億5300万円の売上があり[4]、その後も2018年2月期までは毎期黒字を計上していた[6]。しかし競合の激化や事業環境の変化、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等から自動販売機事業、病室事業とも売上が低下[4]。投資負担および借入の軽減を図るため[6]、2020年12月に病室事業を新設分割したT&Pメディトラストに事業譲渡[7]。
2021年2月期に債務超過に陥り、事業の再建を図るため2021年9月、会社分割により新設したトーヨーベンディング株式会社(現法人)に自販機事業を譲渡[4][6]。旧法人は「株式会社丸の内管財」に商号を変更、2022年3月に特別清算を申請した[4]。前述のとおり今回の特別清算申請以前に事業譲渡されており、現法人によって「ミル挽き珈琲」など自動販売機の運営は継続している[8]。
Remove ads
沿革
- 1969年(昭和44年) - 創業[4]。
- 1970年(昭和45年)1月 - 自動販売機オペレーターとして会社設立[5]。
- 1972年(昭和47年)3月 - 高速道路サービスエリア・パーキングエリアへの自動販売機設置事業を開始[5]。
- 1988年(昭和63年)2月 - 病院向けテレビカードシステム事業を開始[5]。
- 2020年(令和2年)12月 - 病室事業を株式会社T&Pメディトラストに新設分割にて事業譲渡[7]。
- 2021年(令和3年)9月 - 自動販売機部門を分割にて新設したトーヨーベンディング株式会社に事業譲渡[4][6]。旧法人は株式会社丸の内管財に商号変更。
- 2022年(令和4年)3月 - 丸の内管財(旧法人)が特別清算を申請[4]。自動販売機事業は現法人により続けられる[8]。
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads