トップQs
タイムライン
チャット
視点
主体思想塔
朝鮮民主主義人民共和国の平壌にある石塔 ウィキペディアから
Remove ads
主体思想塔(チュチェササンタプ、しゅたいしそうとう、朝鮮語: 주체사상탑)は、朝鮮民主主義人民共和国の平壌市中区域にある、主体(チュチェ)思想を体現したという塔である。高さ170メートル。金日成主席の70歳の誕生日を記念して建てられ、1982年に完成した。
![]() |
Remove ads
概説
塔の東西壁面部分は18段、南北壁面部分は17段で、その合計は金日成の70歳を示す「70」となる。また使用された花崗岩の数は25,550個であり、これは誕生から70歳までの日数を表す(金日成の生まれた日の1912年4月15日から1982年の完成までにあった閏年の閏日(=2月29日)の17日分は除く)。台座部分に彫られた誌は12編、サイズは縦4m、横15mで、金日成の誕生日「1912年4月15日」を示す。塔の正面上部にはチュチェ(주체)の金文字が飾られている。
花崗岩でできており、世界で最も高い石塔である。エレベーターで150メートルまで登れ、平壌市内が一望できる。最上部の20メートルには、炎をかたどった赤透明の烽火(のろし、ポンファ)のオブジェが載っており、夜には中からオレンジ色に光り且つ揺らめき、あたかも全体がろうそくの炎のようになる。のろしの下部は展望台になっている。塔の前には、作業服を着用しハンマーを持った男性労働者、背広を着用し筆を持った男性知識人、チマチョゴリを着用し鎌を持った女性農民の3人の像が建てられており、3人が持つハンマーと筆と鎌が交叉して、各人民の団結を表す朝鮮労働党の徽章を形作っている。
Remove ads
塔から見える景色ガイド
ギャラリー
- 金日成広場から望む主体思想塔
- 主体思想塔から望む金日成広場
- 主体思想塔
外部リンク
- Asian Historical Architecture: Juche Tower
- Google Maps satellite photo
- The Juche Idea, Shine All Over The World! (Epitaph enshrined in the Tower of Juche Idea)
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads