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五酸化二ヒ素
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五酸化二ヒ素(ごさんかにひそ、英: diarsenic pentoxide)は、化学式 As2O5 で表されるヒ素の酸化物である。ヒ素の化合物として産業上重要である。三酸化二ヒ素などの他のヒ素化合物と同様、強い毒性を持つ。
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用途
反応
加熱により酸素を放出し、三酸化二ヒ素になる[2]。強い酸化剤としての性質を持つ。 水と反応すると、ヒ酸 (H3AsO4) となる[3]。
安全性
不燃性であるが、300 °C以上に加熱すると分解し、三酸化二ヒ素と酸素を放出する。還元剤との反応ではアルシンを生じる。五フッ化臭素とは激しく反応し、火災や爆発を起こすことがある。人体に対する毒性は強く、血液や肝臓、肺、造血機能に障害を及ぼす[4]。IARC発がん性リスク一覧ではヒ素化合物として Group1 に分類されている。
脚注
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