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仁川交通公社1000系電車
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1000系電車(1000けいでんしゃ)は仁川都市鉄道1号線用の通勤形電車。
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概要
車体長は18mで、客用扉は片側に4か所設置されている。また3mを超える車幅の車両が多い韓国の鉄道の中で、2,75m級と中型の車両となっている。電動車と付随車の構成は4M4Tである。保安装置はドイツのシーメンスが開発したLZB 700MによるATC/ATO方式。
1次車
仁川広域市初の地下鉄である仁川都市鉄道1号線の開業に併せ、1998年と1999年に大宇重工業で8両編成25本(200両)が製造され、1999年10月6日に営業運転を開始した。
前面デザインは、FRP製の丸みを帯びた非対称のデザインで、白色に塗装されている。「トングリ」と呼ばれる前面形状の元祖となっており、この前面デザインは、以後登場する韓国の通勤型電車に広く採用されることになる。 車体は、ビードプレスを施した軽量ステンレス製で、水色と紺色の帯が巻かれている。なお、雨どいは車体側面ではなく屋根上に収めているため、出っ張りの少ない車体となっている。
内装はオールロングシートで、世界的にも珍しい8色PDP式の車内案内表示機が設置された。ドアエンジンはスクリューモーター式となっており、開閉時の騒音を低減させている。
本グループは、大邱地下鉄放火事件の発生に伴い、座席や袖仕切り、つり革、化粧板、床材、ラインデリアなどが不燃材に交換されており、同時に車内案内表示機が液晶ディスプレイ (LCD)式に変更された。
電装品は韓国では初のIGBT-VVVF(GEC-ALSTOM製ONIX 1500シリーズ)が採用、主電動機も同社製の誘導電動機G354AV[1](出力200kW)が採用されたが、現在は全編成が制御装置の更新により宇進産電製のIGBT-VVVFに更新されている[2]。
2次車
東幕 - 国際業務地区間の延伸開業に備えて、2007年に8両編成9本(72両)が導入された。本グループは全車両現代ロテム製である。
基本的な仕様は1次車に準じるが、前面デザインが若干変更されてKORAIL5000系新トングリをベースとしたものになり、電装品はソウルメトロ2000系電車に準じる現代ロテム製のものとなった。
3次車
桂陽 - 黔丹湖水公園間の延伸開業に備えて、2025年に135編成の1編成8両が導入予定。本グループはタウォンシス製となり、7号線の青羅国際都市延伸開業用車両と併せて受注した[3]。しかし、タウォンシスの車両納期遅延の影響により、導入は開業2か月後の8月以降となる。
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編成
← 桂陽 国際業務地区 →
| |||||||
| ◇◇ | ◇◇ | ◇◇ | ◇◇ | ||||
| 10XY | 19XY | 18XY | 15XY | 14XY | 13XY | 12XY | 11XY |
| Tc | M | M | T | T | M | M | Tc |
| ※XYは編成番号 | |||||||
機器更新の現況
現在、全編成が更新された。 2012年:101
2013年:102
2014年:103
2015年:104
2016年:120
2017年:105
2018年:112〜116、121
2019年:106〜111、117〜119、122〜125
脚注
関連項目
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