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仁川百合野町地すべり資料館
兵庫県西宮市にある資料館 ウィキペディアから
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仁川百合野町地区地すべり資料館(にがわゆりのちょうちくじすべりしりょうかん)は、兵庫県西宮市にある地すべりに関する資料館。兵庫県阪神南県民センター県土整備部河川砂防課の所管である。兵庫県立甲山森林公園の東隣にある。
概要
1995年1月17日早朝の兵庫県南部地震によって、西宮市甲山の阪神水道企業団甲山事業所北斜面で、幅約100m、長さ約100m、深さ15m、移動土塊約10万m3という大規模な地すべりが発生した。この地すべりで斜面東側に位置する仁川百合野町と仁川6丁目の家屋13戸が押しつぶされ、住民34名が死亡した。災害から2年後の1997年11月18日、被害状況と土砂災害の恐ろしさ、災害対策の仕組みなどを学べる施設として、災害現場の一角に本資料館が開館した[1]。
資料館は2階建てで、ビデオ映像・パネル展示・ジオラマ模型などを備える。資料館の近くには慰霊碑が建つ。資料館周辺にはアジサイやスイセンなどの花々が植えられ、地すべりが発生した斜面には地域住民団体「ゆりの会」が2004年からシバザクラを植えており、現在では6000株を超える花の名所となっている[2]。震災の発生時期には、2002年から毎年「ゆりの会」が地すべり資料館で追悼コンサートを催してきたが、主催メンバーや遺族らの高齢化により、10回目となる2011年で幕を下ろした[3]。
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利用案内
- 開館時間 - 10:00〜16:00
- 休館日 - 月曜日、木曜日、年末年始
- 入館料 - 無料
交通アクセス
脚注
外部リンク
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