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伊藤卓美
日本の版画家 ウィキペディアから
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伊藤 卓美(いとうたくみ、1946年1月15日 - )は、日本の版画家。
経歴
母の実家である宮城県登米郡登米町(現・登米市)で、洋画家である伊藤悌三の三男として生まれる。高校2年の時、版画家の馬淵聖が版画で作成した父宛の年賀状と出会い、自身も本格的に版画制作を始める。秋田の版画家勝平得之の影響を受けた民俗芸能をテーマにした作品で、1967年に初の個展を開く。
1979年に日版会版画展に『群鹿』を出品、新人賞を獲得して会友に推挙される。以後日版会賞や文部大臣賞を受賞した。2004年に日版会会長となるが、自作の版画制作を優先すべく2014年に退会した。
作風
宮沢賢治の文学、民俗芸能といった題材を木版画で表現した作品を手がけている。
また、前川千帆や武井武雄らの影響を受けて木版画による手造りの限定本・歌留多の制作を手掛けている。2014年からは、「東京に残る“江戸”」の探索をテーマとした「東京江戸百景」を10年計画で制作している。他には、学校等で歌われなくなった童謡・唱歌100曲を「歌留多」にした。
著作
書籍
※版元がないものは私家版絵本。
歌留多
- 「郷土玩具書票いろは歌留多」1989年
- 「花の書票いろは歌留多」1993年
- 「宮沢賢治書票歌留多」1995年
- 「花かるた」2003年
- 「宮沢賢治書票歌かるた」2004年
- 「日本の歌故郷の歌かるた」2010年
- 「続日本の歌故郷の歌かるた」2013年
切手原画制作
- ふるさと切手「秩父の夜祭」(2点)2000年11月
作品収蔵
脚注
参考文献
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