トップQs
タイムライン
チャット
視点
伝説の映画監督 -ハリウッドと第二次世界大戦-
ウィキペディアから
Remove ads
『伝説の映画監督 -ハリウッドと第二次世界大戦-』(Five Came Back)は、ジャーナリストのマーク・ハリスによる書籍『Five Came Back: A Story of Hollywood and the Second World War』を原作としたアメリカ合衆国のドキュメンタリーである[1]。ニューヨークおよびロサンゼルスで1本のドキュメンタリーとして上映され、2017年3月31日よりNetflixで全3話構成の番組として配信された[2]。
番組ではジョン・フォード、ウィリアム・ワイラー、ジョン・ヒューストン、フランク・キャプラ、ジョージ・スティーヴンスら5人の映画監督と戦争との関わりに焦点が描かれ、現代で活動する監督であるポール・グリーングラス、スティーヴン・スピルバーグ、フランシス・フォード・コッポラ、ギレルモ・デル・トロ、ローレンス・カスダンが解説を務める。ナレーションはメリル・ストリープが務め、プライムタイム・エミー賞のナレーター賞を獲得した。
Remove ads
内容
『伝説の映画監督』では5人のアメリカ人監督(ジョン・フォード、ウィリアム・ワイラー、ジョン・ヒューストン、フランク・キャプラ、ジョージ・スティーヴンス)の経験と第二次世界大戦中の彼らの働きに焦点が当てられる[3]。100時間以上に及ぶアーカイヴ映像から構成され、メリル・ストリープがナレーターを務めた[4]。現代の5人の映画監督によって影響と遺産が説明され、スティーヴン・スピルバーグがワイラー、フランシス・フォード・コッポラがヒューストン、ギレルモ・デル・トロがキャプラ、ポール・グリーングラスがフォード、ローレンス・カスダンがスティーヴンスを担当した。
Netflixは本作で取り上げられた以下13本のドキュメンタリーを配信した:[5]
- 『ミッドウェイ海戦』(1942年、ジョン・フォード)
- 『戦争の序曲〜大戦前夜』(1942年、フランク・キャプラ)
- 『バトル・オブ・ロシア』(1943年、フランク・キャプラ)
- 『秘密工作員: 敵地の行動規範』(1943年、ジョン・フォード)
- 『第二次世界大戦: アリューシャン列島の記録』(1943年、ジョン・ヒューストン)
- 『メンフィス・ベル: 空飛ぶ要塞』(1944年、ウィリアム・ワイラー)
- 『アメリカの黒人戦士』(1944年、スチュアート・ヘイスラー; フランク・キャプラ製作)
- 『チュニジア戦線の勝利』(1944年、ジョン・ヒューストン)
- 『汝の敵日本を知れ』(1945年、フランク・キャプラ)
- 『サンピエトロ』(1945年、ジョン・ヒューストン)
- 『ナチスの強制収容所』(1945年、ジョージ・スティーヴンス)
- 『光あれ』(1946年、ジョン・ヒューストン)
- 『サンダーボルト』(1947年、ウィリアム・ワイラー)
Remove ads
製作
ドキュメンタリーはマーク・ハリスによる2014年の同名の書籍が基となっている[6]。製作者は5人の映画監督が戦時中に製作した40本以上のドキュメンタリーと訓練用映画、100時間以上のニュース映画とアーカイヴ映像を研究した。彼らはまた監督たちによる50本のスタジオ映画と30時間以上におよぶ彼らの戦争映画の素材映像を見直した[7]。監督のロラン・ブーズローはプロジェクトのために5人の現代の映画監督にインタビューするアイデアを出した[8]。
メリル・ストリープのナレーションは2017年1月17日に収録されたが、この同日に彼女の20度目のアカデミー賞ノミネート(『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』)が発表された[8]。
エピソード
受賞
メリル・ストリープはプライムタイム・エミー賞のナレーター賞を獲得し、またジェレミー・ターナーは作曲賞にノミネートされた[9]。
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads