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佐野匡男
日本の教員 (1942-) ウィキペディアから
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佐野 匡男(さの まさお、1942年 - )は奈良県出身[1]のメディア研究者、元・関西大学総合情報学部教授。研究分野は、ケーブルテレビ、コミュニティ放送をキーワードとした地域メディア論[2]。ケーブルテレビ事業について20年を超える実務経験をもつ、実務出身の研究者である[1]。
経歴
1965年に早稲田大学第一文学部哲学科心理学専修を卒業[1][3]。当時の電通PRセンターに入社した[1]。
1970年代はじめ、当時の通商産業省はニューメディアと呼ばれた「映像情報システムの開発」を目的とする実験システム構築を企画し、1973年にはその対象地として奈良県生駒市東生駒地区が選ばれた。佐野はHi-OVIS(Highly-interactive Optical Visual Information System)[4]と名付けられたこの双方向映像配信実験プロジェクトに、1973年から調査・広報担当として関わった[1]。
生駒市で双方向映像配信の運用実験が始まった1976年に、佐野は財団法人生活映像情報システム開発協会に移り、さらに、実験終了(1983年)後、やがて近鉄ケーブルネットワーク(KCN)に展開するケーブルテレビ事業に近畿日本鉄道が乗り出した時期(1985年)に近鉄に入社し、翌1986年にKCNに移った。その後、一時期、松下電器産業にも籍を置いた[5]。
1990年頃から非常勤講師として大学で教鞭を執り始め[6]、1994年に新設された関西大学総合情報学部教授に就任した[1]。2009年3月に関西大学を退職[7]。
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著書
- 単著
- 『初心者のためのケーブルテレビ講座』(ニューメディア、1993年)ISBN 9784931188044(「新版」1999年、 ISBN 9784931188228)
- 『ケーブルテレビ・未来の記憶―放送と通信を駆ける』(サテマガ・ビー・アイ、2005年)ISBN 9784901867146(「改訂版」2008年、 ISBN 9784901867276)
- 共著
- 『ケーブルテレビジョンの野望―放送事業のパラダイム転換』佐野匡男、伊沢偉行(電気通信協会/オーム社、1995年)ISBN 9784885498084
エピソード
脚注
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