何敬堯

何 敬堯（か けいぎょう^[1]、ホー・ジンヤオ^[2]、1985年^[1] -）は、台湾の小説家・妖怪研究家^[1]。2010年代以降の台湾妖怪（中国語版）ブーム牽引者の一人^[3][4][5]。

2019年、台中文学館（中国語版）にて

経歴

1985年、台湾・台中出身^[1]。国立台湾大学外国語文学系を卒業後^[1]、国立清華大学台湾文学研究所博士課程満期退学^[2]。

2010年代以降、日本の妖怪学や台湾ナショナリズムの影響による台湾妖怪（中国語版）ブームの中で^[1]、小説『魔神仔』^[6]、人文書『妖怪台湾』シリーズ^[1][7]などを執筆している。

その著作は「金石堂（中国語版）十大影響力好書」「国立台湾文学館好書」「博客来OKAPI年度選書」^[1]「台湾推理作家協会賞」^[8]などに選定され、ゲームやミュージカルなどメディアミックス展開もされている^[1]。

日本語訳も刊行されており、京極夏彦が推薦^[9]、『怪と幽』などで特集が組まれている^[10]。

著作（日本語訳）

→「zh:何敬堯#著作」も参照

• 《妖怪臺灣地圖：環島搜妖探奇錄》聯経出版、2019年。ISBN 978957085-3124
  • 『図説 台湾の妖怪伝説』甄易言 訳、原書房、2022年。ISBN 9784562071845
• 《臺灣妖怪百寶圖》九歌出版社（中国語版）、2023年。ISBN 9789864505753
  • 『台湾の妖怪図鑑』出雲阿里 訳、原書房、2024年。ISBN 9784562074068