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全国小学生タグラグビー大会

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全国小学生タグラグビー大会(ぜんこくしょうがくせいタグラグビーたいかい)は、日本ラグビーフットボール協会主催の小学生(4~6年生)によるタグラグビー大会である。SMBCグループが特別協賛となり「SMBCカップ」と冠名がつく。秋から各都道府県や地域ブロックで予選大会が行われ、2月下旬ごろ全国大会が開催され30チームが対戦する。2020年度までの大会名は「全国小学生タグラグビー選手権大会」。

概要

後述「大会方式」も参照。

開催概要

第22回(2025年度)大会 開催概要から(2025年8月14現在)[1]

  • 目的:全国各地の小学生が、ラグビーからコンタクトを除いたタグラグビーをプレーすることにより、ラグビースピリットを通じ、仲間と助け合うことを体験し、自ら考えて道を切り開くことを身につけ、スポーツの意義を実感することを目的とする。
  • 競技規則:日本ラグビーフットボール協会タグラグビー競技規則[2]に準ずる。
  • 出場資格:小学校4~6年生(1チーム原則7~10人)
  • 大会事務局:全国小学生タグラグビー大会事務局(東京都港区新橋)
  • 【都道府県大会(地方予選1)2025年9月~12月のなかの1日を、各主管団体で決定。
  • 【ブロック大会(地方予選2)2026年1月~2月のなかの1日を、各主管団体で決定。
  • 【全国大会】2026年2月22日(日)・23日(月祝)。熊谷スポーツ文化公園ラグビー場 (Aグラウンド)で開催。

全国大会

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歴史

後述「大会方式の変遷」も参照。

2004年度、創設[4]。第1回から第17回(2020年度)までサントリーが特別協賛となり、「サントリーカップ 全国小学生タグラグビー選手権大会」として開催した[5]

第16回(2019年度)、決勝大会の1日目は実施したが、2日目(2020年2月16日)の準々決勝以降は悪天候(東京地方は低気圧の通過による強い雨と風[6])で全試合中止となった。[7]

第17回(2020年度)と第18回(2021年度)は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行のため中止になった[8][9]

第18回(2021年度)は、サントリーSMBCグループが協賛となったが特別協賛はなく、冠名がないまま「全国小学生タグラグビー大会」に改称した[9]

第19回(2022年度)から、SMBCグループが特別協賛になり「SMBCカップ 全国小学生タグラグビー大会」として開催している[10]

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配信・放送

大会方式

(2025年度現在)[1]

  • 競技規則:「日本ラグビーフットボール協会タグラグビー競技規則」[2]に準ずる。
  • 出場資格:小学生4~6年生、1チームは7~10人。
  • 2024年9月から2025年2月まで、各都道府県単位などで予選大会を実施し、ブロック代表チームが決定され、2025年2月23日・24日に全国大会(決勝大会)が熊谷ラグビー場で開催される。
  • 12のブロックは、北海道東北北関東(栃木・群馬・新潟)、中関東(茨城・埼玉・千葉)、東京南関東(神奈川・山梨・長野)、北陸(石川・富山・福井)、東海(静岡・愛知・三重・岐阜)、近畿中国四国九州・沖縄
  • 予選大会(都道府県大会・ブロック大会):会場は各主管団体で決定(体育館など屋内施設も可)。
  • 【2024年度の場合】ブロック大会代表24チームと、三地域協会が推薦する各2チームずつの計6チーム、合計30チームが出場。
  • 【2024年度の場合】出場チームを5チームずつの6グループに分け、総当たり戦(各チーム4試合)を行う。また、グループを超えての対戦(交流戦)を各チーム1試合ずつ行う。
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2022年度から、全国大会で授与する賞が以下のように改められた。

  • SMBC賞:「仲間と協力して最も多くのトライを獲得したチーム」として、1チームに与えられる[12][13]。事実上の大会優勝。
  • 石塚賞:「フレンドシップを発揮し見ている人達に勇気を与えてくれたチーム」として、各グループで1チームずつ(計6チーム)に与えられる[12][13]。石塚賞は「タックルマン」の愛称で活躍しラグビー普及育成活動に尽力した石塚武生にちなんでいる[12]。事実上のグループ内優勝。

それより前は、チームの強さごとに3~4のディビジョン分けをし、それぞれで優勝チームを決めていた。

大会方式の変遷

第1回(2004年度)

  • 12のブロック代表12チームがプール戦で順位をつけ、3つのディビジョン(カッププレートボウル)に分かれ、トーナメント戦を行う[14][15]。この方式は第2回(2005年度)まで[16]

第3回(2006年度)

  • 12のブロック代表16チームがプール戦で順位をつけ、4つのディビジョン(カッププレートボウル、シールド)に分かれ、トーナメント戦を行う[17]。4つのディビジョン分けは第7回(2010年度)まで[18]

第7回(2010年度)

  • 2011年3月17日・18日に行われた全国大会ではこの回のみのフレンドシップ枠が設けられ、3月11日に発生した東日本大震災で被災地となった宮城県・岩手県・福島県の各県から1チームずつ招待し、それぞれ5チームと対戦するエキシビションマッチを同時開催した[19][20]

第8回(2011年度)

  • 12ブロックの代表24チームがプール戦で順位をつけ、2つのディビジョン(「カップとプレート」、「ボウルとシールド」)に分かれ、トーナメント戦を行う。カップの1回戦で敗れた4チームは、プレートのトーナメントに進む。ボウルの1回戦で敗れた4チームは、シールドのトーナメントに進む[21]。この方式は次の第9回(2012年度)まで[21]
  • この回のみチャレンジ枠が設けられ、関東、関西、九州から別途 選ばれた3チーム(仙台市立愛子小学校「青葉西タイタンズ」、岡山市立高島小学校「グリーンボンバーズ」、佐賀市立日新小学校「日新オールスターズ」)が、それぞれ5チームと戦うチャレンジマッチが行われた[22]

第10回(2013年度)

  • 12ブロックの代表24チームがプール戦で順位をつけ、3つのディビジョン(「カップとプレート」ボウルシールド)に分かれ、トーナメント戦を行う。カップの1回戦で敗れた4チームは、プレートのトーナメントに進む[21]。この方式は第16回(2019年度)まで。

第16回(2019年度)

  • 1日目は実施したが[23]、2日目(2020年2月16日)の準々決勝以降は悪天候(東京地方は低気圧の通過による強い雨と風[6])で全試合中止となった[7]

第17回(2020年度)

第18回(2021年度)

  • 前回と同じく中止[9]。大会名は「全国小学生タグラグビー選手権大会」から「全国小学生タグラグビー大会」へ変更となる[9]

第19回(2022年度)

  • 12ブロックの代表した24チームと3支部協会推薦6チームの計30チーム[12]が、6つのグループに分かれたプール戦のほか、グループを超えて実力が均衡するチーム同士で交流戦を行う[12]。「仲間と協力して最も多くのトライを獲得したチーム」にSMBC賞が、各グループに1チームずつ「フレンドシップを発揮し見ている人達に勇気を与えてくれたチーム」に石塚賞が与えられる[12][13]。石塚賞は「タックルマン」の愛称で活躍しラグビー普及育成活動に尽力した石塚武生にちなんでいる[12]
  • 初めて熊谷ラグビー場で開催。

第20回(2023年度)

  • 6グループ(5チームずつ)それぞれ総当たり戦で競うが、グループが異なるチームとの交流戦も実施する[24]

第21回(2024年度)

  • 前回大会と同様に実施[25]
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歴代優勝チーム

要約
視点
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出典

関連項目

外部リンク

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