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函館東宝
北海道函館市にあった映画館(1972-2006) ウィキペディアから
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函館東宝(はこだてとうほう)は、かつて北海道函館市松風町に所在していた東宝系映画館。
札幌東宝公楽や旭川東宝(いずれも2010年8月31日に閉館)と共に道内東宝系列映画館のネットワークを形成した劇場である。
歴史
- 1931年(昭和6年)開業の大門座が前身。その後東宝の直営となり東宝大門座[1]となるが、1962年(昭和37年)2月27日、運営が東宝本社から東宝北海道興行(後の北海道東宝株式会社)に移管される。
- 1972年(昭和47年)11月28日、改築により函館東宝劇場、函館スカラ座の2館体制としてリニューアル。41年続いた大門座の名称が消滅する。
- 1992年(平成4年)、改装により3スクリーンに増設され、館名を函館東宝1・2・3に統一する。
- 2001年(平成13年)12月、同館向かいに4スクリーンを有するシネマコンプレックス「函館シネマ大門」(現:シネマ太陽函館)がオープンし、競争が激化。その後も数々の邦画・洋画を上映してきたが、建物の老朽化も重なり2006年(平成18年)2月3日をもって閉館。最終興行として高倉健主演の『居酒屋兆治』と『海峡』が特別上映され、「大門座」時代から75年続いた歴史に幕を下ろした。
- 閉館から1年3ヵ月後の2007年(平成19年)5月、跡地にビジネスホテル『スーパーホテル函館』がオープンした。
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データ
- 所在地:北海道函館市松風町1番10号(現在の『スーパーホテル函館』の位置)
- 観客定員数(閉館時)
- 東宝1(スクリーン1):150席
- 東宝2(スクリーン2):150席
- 東宝3(スクリーン3):64席
おもな上映作品
※出典のみられる主な作品である。
- エイリアン4(ジャン・ピエール・ジュネ監督・1998年)[2]
- 千と千尋の神隠し(宮崎駿監督・2001年)[3]
- ウォーターボーイズ(矢口史靖監督・2001年) - 同作に出演した俳優・前田紘孝(函館市出身)が舞台挨拶で来館したことがある[4]。
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(ジョージ・ルーカス監督・2002年)[5]
- 名探偵コナン 迷宮の十字路(こだま兼嗣監督・2003年)[6]
- イノセンス(押井守監督・2004年)[7]
- スチームボーイ(大友克洋監督・2004年)[8]
- 海猫(森田芳光監督・2004年) - 東映配給だが、函館市内に東映系列館がすでになかったせいか(後述)、函館東宝で上映されていた[9]。
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関連項目
- 函館市内に現存する映画館
- かつて函館市内に存在した映画館
- 歓楽街
- 大門 (函館市) - 当館が所在した繁華街(若松町・松風町)
出典
外部リンク
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