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制御機能用記号
Unicodeのブロック ウィキペディアから
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制御機能用記号(せいぎょきのうようきごう、英語: Control Pictures)は、Unicodeの82個目のブロック。
解説
CUIなどのコンソール画面で、本来不可視の制御文字を可視化するための記号が収録されている。
Unicode公式文書では制御文字を可視化した記号として制御文字の一般的な略称を斜めに配置したグリフが用いられているが、これらは単なる例であり、その他さまざまな記号が用いられることがある[1]。
Unicodeのバージョン1.0においては「制御機能文字用の記号(Pictures for Control Codes)」というブロック名で制定されていた[2]。
収録文字
要約
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小分類
このブロックの小分類は「制御機能文字のグラフィック画像」(Graphic pictures for control codes)、「スペース用の特定の記号」(Specific symbols for space)、「キーボード用記号」(Keyboard symbol)、「制御機能文字用の特定の記号」(Specific symbol for control code)、「削除を表すレガシー計算機用の記号」(Legacy computer symbols for delete)の5つとなっている[1]。本ブロックでは、Unicodeのバージョン更新時の文字追加が隙間を埋める形で行われた影響で、同一の小分類に属する文字が飛び飛びの符号位置に割り当てられていることがある。また、収録文字が1文字しかない小分類については小分類名が単数形で表現されているが、本記事では単数形か複数形かによる小分類名の表記ゆれについては別の小分類として扱わず、同一の小分類として扱うこととする。
制御機能文字のグラフィック画像(Graphic pictures for control codes)
この小分類には基本ラテン文字ブロックに含まれる制御文字をCUI上で目に見えるグリフとして表示するための記号が収録されている。
スペース用の特定の記号(Specific symbols for space)
この小分類には様々な端末においてスペース文字を表すための記号が収録されている。
キーボード用記号(Keyboard symbol)
この小分類にはキーボードに印字される記号が収録されている。
制御機能文字用の特定の記号(Specific symbol for control code)
この小分類には様々な端末において制御文字を表すための記号が収録されている。
削除を表すレガシー計算機用の記号(Legacy computer symbols for delete)
この小分類には古い計算機端末で削除文字を表すためのチェッカーボード柄の記号が収録されている。
文字コード
制御機能用記号(Control Pictures)[1] Official Unicode Consortium code chart (PDF) | ||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | A | B | C | D | E | F | |
U+240x | ␀ | ␁ | ␂ | ␃ | ␄ | ␅ | ␆ | ␇ | ␈ | ␉ | ␊ | ␋ | ␌ | ␍ | ␎ | ␏ |
U+241x | ␐ | ␑ | ␒ | ␓ | ␔ | ␕ | ␖ | ␗ | ␘ | ␙ | ␚ | ␛ | ␜ | ␝ | ␞ | ␟ |
U+242x | ␠ | ␡ | ␢ | ␣ |  | ␥ | ␦ | | | | ||||||
U+243x | ||||||||||||||||
注釈
|
履歴
以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
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出典
関連項目
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