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割見塚古墳
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割見塚古墳(わりみづかこふん)は、千葉県富津市にある方墳である。内裏塚古墳群を構成する1基。国の史跡への指定が答申されている(史跡「内裏塚古墳群」のうち、官報告示を経て正式指定となる)[1]。
![]() | この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2013年10月) |
概要
- 一辺40メートル・高さ3.5メートル
- 二重周溝をもつ。内堀一辺63メートル、外堀一辺107.5メートル。
千葉県内の方墳としては龍角寺岩屋古墳、駄ノ塚古墳、松面古墳に続き4番目に大きく、周溝も入れると駄ノ塚古墳・松面古墳より大きく岩屋古墳に並ぶ。
1964年(昭和39年)に早稲田大学、1984年(昭和59年)に君津郡市文化財センターが横穴式石室を調査した。石室は全長11.7メートル、前庭部を含めた総長は18.75メートルになり、千葉県最大、全国でも有数の規模をほこる。
石室は盗掘されていたが、前庭部から直刀・金銅製弓はず・弓飾り金具・刀子装具(金銅・銀)・馬具(心葉形杏葉・方形鏡板・帯金具)・鉄鏃・須恵器長頸壺・土師器坏が出土した。
当古墳は1924年(大正13年)に国指定史跡の仮指定を受けたが、本指定が無いまま現在に至る。
参考文献
- 富津市教育委員会「千葉県富津市 内裏塚古墳群総覧」2008年
脚注
関連項目
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