劉南碩

劉 南碩（ユ・ナムソク、朝鮮語:유남석、1957年5月1日^[1][2] - ）は、韓国の裁判官。憲法専門家で、革新系の判事で構成する「ウリ法研究会」の創設メンバーとしても知られる^[3]。

劉南碩 ユ・ナムソク
2023年
生年月日	(1957-05-01) 1957年5月1日（68歳）[1][2]
出生地	大韓民国・全羅南道木浦市[3]
国籍	大韓民国
出身校	京畿高等学校[1][2] ソウル大学法学部[3]
第7代 大韓民国憲法裁判所長
任期	2018年9月21日[4] - 2023年11月10日[5]
任命者	文在寅[3]
前任者	李鎭盛
後任者	李悰錫
大韓民国憲法裁判所裁判官
任期	2017年11月11日[6] - 2023年11月10日[5]
任命者	文在寅[6]

来歴

全羅南道木浦市出身^[3]。本貫は江陵劉氏^[7]。京畿高等学校、ソウル大学法学部を卒業後、1981年に司法試験に合格^[3]。司法研修院での課程を修了後（第13期）、1986年、裁判官に任官し、ソウル民事地方法院に配属^[1]。その後、済州地方法院判事、ソウル高等法院判事、ソウル中央地方法院部長判事、大田高等法院部長判事、大法院選任裁判研究官、憲法裁判所首席部長研究官、ソウル高等法院部長判事、ソウル北部地方法院長、光州高等法院長などを歴任^[1][3]。2017年11月11日、憲法裁判所裁判官に就任^[6]。

2018年9月20日、国会本会議で劉の憲法裁判所長任命同意案が賛成185票、反対40票、無効4票で可決され^[8]、翌9月21日、憲法裁判所長に就任^[4]。憲法裁判所長在任中、北朝鮮を称賛・鼓舞し、これに同調した者を処罰する国家保安法第7条1項について「表現の自由などを侵害しない」とし、合憲を維持する判決を下した^[9]。2023年11月10日、退任^[5]。