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力昼駅

かつて日本の北海道苫前町にあった日本国有鉄道の駅 ウィキペディアから

力昼駅
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力昼駅(りきびるえき)は、かつて北海道留萌管内苫前郡苫前町字力昼に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線廃駅)である。電報略号リキ事務管理コードは▲121608[2]

概要 力昼駅, 所在地 ...
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1977年の力昼駅と周囲約500m範囲。上が羽幌方面。島状の単式ホーム1面1線と北側にホーム端まで保線車両用の待機線を有する。写真ではその引込み線に保線用車両が留置されているのが見える。かつては駅表留萌側に小さな貨物ホームと引込み線を有していた。既に無人化され、駅舎も赤い屋根の待合室に置き換わっている。ここも近隣の谷筋から離れた人家の疎らな位置にあって、力昼地区は北隣の番屋ノ沢仮乗降場の方が集落の中心地であるが、ここから北方面はトンネルを介して内陸へ入り込む位置にあり、冬場の保線拠点とされていた。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、上下各1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車)[3])。

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歴史

駅名の由来

所在地名より。アイヌ語の「リキピㇽ(ri-kipir)」(高い・崖)に由来し、力昼市街の南海岸にある山崖の名ではないかとされている[8]

駅構造

廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した[9]

無人駅[6](簡易委託駅)となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、北川口駅や振老駅とほぼ同型の、3.6メートル四方でチョコレート色のカプセル駅舎[9]となっていた。駅舎は構内の西側に位置し、ホームから少し離れていた。

駅周辺

力昼の集落から約2km南に離れた位置にあり[10]、集落内にあった番屋ノ沢仮乗降場 より利用者が少なかった。

駅跡

駅舎と駅構内施設は既に撤去され、2017年(平成29年)時点では空き地となり、路盤のみが残っている。

隣の駅

日本国有鉄道
羽幌線
鬼鹿駅 - <千松仮乗降場> - 力昼駅 - <番屋ノ沢仮乗降場> - 古丹別駅

脚注

関連項目

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