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北川恵海
日本の小説家 ウィキペディアから
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北川 恵海(きたがわ えみ[1]、1981年[2] - )は、日本の小説家。
経歴・人物
大阪府吹田市出身[3]。2014年、小説『ちょっと今から仕事やめてくる』で第21回電撃大賞の電撃小説大賞部門〈メディアワークス文庫賞〉を受賞する[4]。2015年、同作が刊行、小説家としてデビューする[5]。小説家の時雨沢恵一は、同作について「綺麗に始まり、綺麗に話が進み、綺麗に終わった作品です。あまりにスムーズにお話が流れるので、最後まで意外性がないといえばなかったのですが、個人的には、それは欠点にはならないと思います」[5]と評価している。同年、同作で第4回静岡書店大賞〈映像化したい文庫部門〉を受賞する[6]。
2017年、同作が福士蒼汰主演で映画化される[7]。2019年、同作が飯島寛騎・鈴木勝吾主演で舞台化される[8][9]。同作は、累計発行部数70万部を超えるベストセラーとなっている[9]。
小説家になろうと思ったきっかけについて、「友人の結婚式でスピーチをした際に、とても感動した、といった声をもらったことで、言葉を使った仕事は楽しいかもしれない、と思うようになった」との旨を述べている[10]。ワーキング・ホリデーの制度を使ってオーストラリアやカナダなどで就労した経験をもち、日本と海外の働き方の違いを強く感じたことが、デビュー作を執筆するきっかけにつながった、との旨を述べている[11]。
一般文芸とライトノベルの区別については、「もともとライトノベルしか書かないと思っていたわけではなく、一般文芸の賞に応募したこともありますし、私の中ではジャンルの区別はないです」と語っている[12]。
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作品リスト
単行本
- ちょっと今から仕事やめてくる(2015年2月 メディアワークス文庫)
- ヒーローズ〈株〉!!!(2016年4月 メディアワークス文庫)
- 続・ヒーローズ〈株〉!!!(2017年4月 メディアワークス文庫)
- 星の降る家のローレン(2018年11月 KADOKAWA / 2020年7月 メディアワークス文庫)
- ちょっと今から人生かえてくる(2019年7月 メディアワークス文庫)
- 続々・ヒーローズ(株)!!!(2019年12月 メディアワークス文庫)
- 完・ヒーローズ(株)!!!(2020年5月 メディアワークス文庫)
- 真夜中のメンター 死を忘れるなかれ(2021年10月 実業之日本社文庫)
雑誌掲載作品
- エッセイなど
- 「花冷えの夜に」(『別冊文藝春秋』323号、2016年4月)
メディア・ミックス
映画
- ちょっと今から仕事やめてくる(2017年5月27日公開、監督・脚本:成島出、主演:福士蒼汰)
舞台
- ちょっと今から仕事やめてくる(2019年6月13日 - 6月23日、演出:深作健太)
漫画
- ちょっと今から仕事やめてくる(2017年4月 KADOKAWA) - 鈴木有布子画
脚注
関連項目
外部リンク
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