南五個荘村

南五個荘村（みなみごかしょうむら）は、滋賀県神崎郡にあった村。現在の東近江市の北西部、繖山の東麓一帯にあたる。役場は当初金堂に置かれ、のちに塚本に移された（現在の肥田電器滋賀工場）。近江商人の発祥地であり、豪家が建ち並ぶ富裕な村だった。

みなみごかしょうむら 南五個荘村
廃止日	1955年1月1日
廃止理由	新設合併 神崎郡旭村、南五個荘村、北五個荘村、蒲生郡安土町（一部） → 五個荘町
現在の自治体	東近江市
廃止時点のデータ
国	日本
地方	近畿地方
都道府県	滋賀県
郡	神崎郡
市町村コード	なし（導入前に廃止）
総人口	3,139人 （国勢調査、1950年）
隣接自治体	神崎郡能登川町、旭村、北五個荘村 蒲生郡安土町
南五個荘村役場
所在地	滋賀県神崎郡南五個荘村
座標	北緯35度09分07秒 東経136度10分37秒
ウィキプロジェクト

地理

• 山岳：繖山
• 河川：瓜生川、三田川

歴史

• 1889年（明治22年）4月1日 - 町村制の施行により、金堂村・石川村・塚本村・川並村・石馬寺村・七里村・下日吉村の区域をもって発足。
• 1955年（昭和30年）1月1日 - 旭村・北五個荘村および蒲生郡安土町の一部（大字清水鼻）と合併して神崎郡五個荘町が発足。同日南五個荘村廃止。

経済

農業

『大日本篤農家名鑑』によると、南五個荘村の篤農家は「大橋宇兵衛、外村市郎兵衛、山村幸太郎、山村平八、中村治郎兵衛、外村粂次郎」などがいた^[1]。

出身・ゆかりのある人物

• 外村繁（小説家）