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南極海峡
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南極海峡(なんきょくかいきょう、英語: Antarctic Sound)は、南極半島北東端とジョインビル諸島との間にある海峡[1]。
地名は、海峡を最初に通過したアンタークティック号の船名にちなむ。英語名称をカナ転記したアンタークティック・サウンドの名称が使われることもある。
地理

南極半島グレアムランドの北東端(トリニティ半島)と、その沖合にあるジョインビル諸島(ジョインビル島、デュルヴィル島、ダンディー島、ブランスフィールド島など)との間に位置する海峡。長さは約48キロメートル、幅は11から19キロメートル[1]。北西にブランズフィールド海峡、南東にウェッデル海を結ぶ。
海峡に面したトリニティ半島には、ホープ湾がある。ホープ湾には、アルゼンチンのエスペランサ基地や、ウルグアイの ECARE などの観測基地が置かれている。

歴史

この海峡は1902年、オットー・ノルデンシェルド率いるスウェーデン南極探検隊 (Swedish Antarctic Expedition) によって、同探検隊に属していた船、アンタークティック号 (Antarctic (ship)) に因んで名づけられた[1][2]。カール・アントン・ラーセンが船長を務めていたアンタークティック号は、この海峡を初めて航行した船であった[1]。
脚注
関連項目
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