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南部担当国務大臣

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南部担当国務大臣
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南部担当国務大臣(なんぶたんとうこくむだいじん、英語: Secretary of State for the Southern Department[1])は、イングランド王国並びにグレートブリテン王国内閣に設けられた役職。1782年、南部省英語版外務省に移管されたために廃止され、職務は外務大臣が担当することとなった。

概要 グレートブリテン王国南部担当国務大臣 Secretary of State for the Southern Department, 種類 ...
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歴史

1660年に二人制だった国王秘書長官(国務大臣)が職務を分割されたのが始まりで、南部担当国務大臣と北部担当国務大臣が創設された[2]

1782年まで、イギリスの2人の国務大臣(南部担当国務大臣と北部担当国務大臣)の役割分担は現代のように内務と外務とで分けるのではなく、地理的要素で分けている。すなわち、先に設置された南部担当国務大臣はイングランド南部英語版ウェールズアイルランド米州植民地(ただし、米州植民地の担当は1768年に植民地大臣に移管された)、そしてヨーロッパローマ・カトリックムスリム国家を、後に設置された北部担当国務大臣はイングランド北部英語版スコットランド、ヨーロッパ北部のプロテスタント諸国を担当した[2]

1782年、国務大臣職は内務大臣外務大臣に改革され[2]、南部と北部担当国務大臣は第2次ロッキンガム侯爵内閣以降設けられなくなった。

南部担当国務大臣の一覧

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脚注

参考文献

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