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南風が吹いたら

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『南風が吹いたら』(みなみかぜがふいたら)は、作曲家八木澤教司2020年3月東日本大震災を風化させないために作曲した楽曲。原曲は吹奏楽のための作品[映像 1]

概要 「南風が吹いたら」, 三宅由佳莉の楽曲 ...

概要

公式HPの作品名 (Title)は『南風が吹いたら / WIND OF HOPE』で、東日本大震災被災者への応援歌。[1]

東日本大震災の復興シンボルソング『あすという日が』の作曲者である八木澤が、東日本大震災から10年が経とうとする中で「震災の記憶を風化させてはいけない」、「被災地で活動している方を応援したい」という思いから2020年に新曲として制作。作詞は八木澤の妻である武田あゆみで、日本音楽著作権協会JASRAC)が著作権を管理している(作品コード:252-9358-3)。なお、JASRAC登録の作品タイトル(正題)は『南風が吹いたら / ミナミカゼガ フイタラ / MINAMIKAZEGA FUITARA』で、「WIND OF HOPE」という英語タイトルは登録されていない[2][注 1]

テレビ番組制作会社のジェイワークスにより、作曲家の八木澤が被災地を巡り、この曲をつくる過程を追いかけたドキュメンタリー番組『私たちの震災10年目~あの日を伝えるアンサンブル~』[映像 2]が制作され、完成した曲は海上自衛隊横須賀音楽隊(歌唱:三宅由佳莉3等海曹[注 2])の協力で演奏された。同番組は2020年3月28日から31日(30日深夜)に千葉テレビ群馬テレビテレビ埼玉テレビ神奈川とちぎテレビサンテレビ独立局計6局にて放送され、この番組内での演奏が初演となった。[3][映像 3]

番組放送終了翌日より、八木澤の公式YouTubeチャンネル「作曲家 八木澤教司Satoshi YAGISAWA」において、 横須賀音楽隊の演奏によるピアノバージョン[映像 4][映像 5]と吹奏楽バージョン[映像 6][映像 7]が順次公開された。

また同時期に、横須賀音楽隊は新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)で自粛期間中の国民に対して、「演奏動画、日本応援メッセージ第2弾」としてこの曲を選曲して配信した[映像 8]

初演からおよそ1年後、八木澤の作曲家デビュー20周年記念となるアルバムで、日本遺産呉鎮守府” 開庁130周年記念・海上自衛隊呉音楽隊委嘱作品をメインにしたCD「八木澤教司吹奏楽作品集『曙光の波をきって』」に収録され、2021年2月5日発売された[4][5]

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脚注

関連項目

外部リンク

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