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古希

数えの70歳 ウィキペディアから

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古希こきとは70歳。年祝い(算賀)[1]する場合が多い。原文表記は古稀[1][2]。「稀」は常用漢字では無いので現在では「古希」と表記する場合が多い。

概要

の詩人杜甫の詩・曲江きょっこう酒債しゅさいは尋常行くところに有り 人生七十古来稀なり」(酒代の付けは私が普通行く所には、どこにでもある(しかし)七十年生きる人は古くから稀である)が典拠。

長生きを祝う賀寿について、本来は数え年で祝うものとされたが、還暦以外は満年齢で置き替えて祝うことが多くなったとされる[3]。一方で年齢のお祝いとして、数え年、満年齢のいずれでも差し支えないとするものもある[2]。地域によっても慣習は異なる[2]

古希にちなむ色は紫色または紺色とされている[2]

慣用句

1939年(昭和14年)に双葉山安藝ノ海に70連勝をかけて臨んだ取組の前に、大相撲ラジオ中継・和田信賢アナウンサーが「70歳は古稀、古来稀なり」の一節を含む実況を行った[4]

参考文献

  • 金田一京助・ほか, ed. (1997). “古稀”. 新明解国語辞典 (5 ed.). 三省堂.
  • 大槻文彦 (1936). “古稀”. 大言海. Vol. 2 (85版 ed.). 冨山房. p. 242.

脚注

関連項目

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